神戸市の就学相談とは?まず知っておきたい全体像
こんにちは!おやまどの鈴木です。
「来年の春から小学生。うちの子、通常の学級でやっていけるのかな」。年長さんの秋は、そんな迷いが大きくなりやすい時期です。「神戸市の就学相談って、どこに、いつ、どうやって申し込むの?」と調べている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、神戸市の公式ページに書かれていることをもとに、神戸市の就学相談の窓口、予約から当日までの流れ、就学時健診、入学通知書までの道すじを、順番にまとめました。「何から始めればいいかわからない」という気持ちが、少しほどければうれしいです。
この記事は、神戸市の公式ページ「就学相談」と「小学校・中学校への就学手続」、および神戸市教育委員会の令和9年度(2027年4月)入学予定の保護者向け案内にもとづいています。年度ごとに案内は更新されるので、申し込む前には、市の最新のページも見てみてくださいね。
神戸市の就学相談は、特別支援教育相談センターが窓口

神戸市で「個別の就学相談」を担当しているのは、特別支援教育相談センターです。公式ページには、電話番号が078-360-2160、受付は月曜から金曜の9時から17時(祝日を除く)と書かれています。お子さんが会場に来ることがむずかしいときも、同じ番号に連絡するよう案内されています。
ここで言葉の説明を少しだけ。「就学相談」とは、お子さんがどんな場所で学ぶのがよいかを、保護者と教育委員会がいっしょに考えるための相談です。選べる場には、通常の学級、特別支援学級、特別支援学校などがあり、神戸市の案内でもこの3つが並んでいます。
通常の学級に在籍しながら、一部の時間だけ別の教室で学ぶ「通級指導教室」も、相談の内容に挙げられています。「どれが正解か」を決める場ではなく、いまのお子さんの様子から、選べる道を整理する場だと考えるとよさそうです。
「相談」というと、重い話し合いを想像してしまうかもしれません。でも、実際には、お子さんの好きな遊びや、園での過ごし方、困っていることを聞いてもらいながら、これからの選び方を一緒に考えていく時間です。まだ気持ちが固まっていない段階でも、話してみることで、考えたいことが見えてくることがあります。
神戸市の就学相談の対象は、2027年4月に入学予定のお子さん

令和9年度の案内では、対象は「2027年度に就学予定のお子さん」で、2020年4月2日から2021年4月1日までに生まれた方とされています。障害のあるお子さんの保護者で、小学校入学の準備をしている方に向けた案内です。
公式ページには、診断書や、医師の診断は必要ないと書かれています。「診断がないと相談してはいけないのかな」と心配になる方もいるかもしれません。でも、ページにはそうした条件はありません。
また、神戸市の案内には、「この相談を受けることで就学先が決まるわけではない」こと、そして「就学予定のお子さん全員が相談を受けなくてもよい」ことも書かれています。相談は、迷っている方が使える場のひとつ、というイメージです。
年長さんの保護者の中には、「周りの子と比べて、うちの子はどうなんだろう」と、ふと立ち止まる方もいます。比べて落ち込んでしまうことがあっても、それはお子さんを思うからこそ生まれる気持ちです。自分を責めなくて大丈夫です。

うちの子、診断名もはっきりしていないし…。相談しても「まだ早いです」と言われたらどうしよう。

公式ページには、診断書は必要ないと書かれているわん。心配なことがあれば、まず話してみる場所として使えるわん。大丈夫、一緒に考えるわん!
神戸市の就学相談の予約と申込の流れ
神戸市の就学相談は、電話で予約してから申込書を入力

令和9年度入学予定のお子さん向けの公式ページでは、小学校に向けた個別の就学相談の申込は、次の2段階と案内されています。
- 特別支援教育相談センター(078-360-2160)に電話して、相談の日にちと会場を予約する
- オンラインの「就学相談申込書」を、相談日の8日前までに入力して送る
中学校に向けた相談も、まず電話で予約をして、そのあとで申込書を出す順番を守るよう書かれています。順番が逆にならないよう、気をつけたいところです。
申込書は、パソコンで入力し、確認画面を印刷しておく方法が案内されています。途中保存は、プライベートブラウズのモードだとうまく働かないことがあると書かれているので、入力の前に確認しておくと安心です。
もし電話がつながりにくいときは、時間帯をずらして、もう一度かけてみるのもひとつの方法です。受付は平日のみなので、仕事をしている方は、休憩時間などを使って連絡する方もいます。
神戸市の就学相談の時期は、令和9年度入学予定の案内では5月中旬から

令和9年度(2027年4月)入学予定のお子さん向けの案内では、個別の就学相談は5月中旬から7月末までと書かれています。8月以降の日程は、神戸市のホームページで確認するよう案内されていました。
相談は、市内のいくつかの会場で行われます。1回の枠は30分で、開始は10時、11時、13時、14時のいずれかです。会場ごとの日にちは、公式ページに一覧で載っています。
予約の受付開始日も、案内に書かれていました。令和9年度入学予定の案内では、4月15日(水)14時からの受付開始と記載されています。次の年度の日付は、まだ案内が出ていない限り、わかりません。「毎年この日」と決めつけず、春ごろに市のページを見てみるのがよさそうです。
なお、この日程はあくまで「令和9年度入学予定の案内では」という話です。来年度以降の日程は、年度が変わると変わる場合があります。「去年はこうだったから」と決めつけず、そのつど、神戸市のページで確かめていくと安心です。
| 項目 | 令和9年度入学予定の案内に書かれていること |
|---|---|
| 相談の時期 | 5月中旬〜7月末(8月以降はホームページで確認) |
| 1回の時間 | 30分(10時・11時・13時・14時開始) |
| 予約の受付開始 | 4月15日(水)14時 |
| 申込書の入力 | 相談日の8日前まで |
| 窓口 | 特別支援教育相談センター 078-360-2160 |
出典:神戸市「就学相談」

え、そうだったの〜? 5月から7月って、もう終わっているんじゃ…。いまから動いても遅いのかな。

8月以降の日程はホームページで確認する、と案内されていたわん。いま申し込めるかどうかは、最新のページか、センターの電話で聞いてみるのがいちばん確かだわん。
神戸市の就学相談の当日の流れと、持ち物・準備
神戸市の就学相談の当日は、お子さんも一緒に会場へ

公式ページには、「お子さんを連れてきてください」と書かれています。相談のあいだ、スタッフがお子さんと過ごす時間があると案内されています。お子さんの様子を、その場で見てもらえるということですね。
会場に駐車場はなく、近くの駐車場を使うよう書かれていました。小さなお子さんと一緒の移動は、時間に余裕を持っておくと、気持ちも楽になります。
お子さんが「知らない場所はいやだ」と感じやすいときは、前の日に「明日は、小学校のことをお話しに行くよ」とだけ、短く伝える方法もあります。長い説明より、見通しがひとことでわかるほうが、安心しやすいお子さんもいます。
ふだんの様子を知っている人から見たお子さんの姿は、とても大切な情報です。園の先生に「小学校の相談を考えているんです」と伝えてみると、園での様子を教えてくれることもあります。
もちろん、まだ誰にも話したくない、という気持ちもあって当然です。その場合は、ご家庭だけで整理しても、まったく問題ありません。
神戸市の就学相談の前に、親子で整理しておきたいこと

公式ページには、持ち物のリストは書かれていません。そのかわり、申込書にお子さんの情報を入力する形になっています。その入力が、当日の相談の参考資料になる、と案内されていました。
ですから、申込書を書く前に、いまの様子を少しメモしておくと、話しやすくなります。たとえば、次のようなことです。
- 園での生活で、できていること・手助けがあるとできること
- 着替え、トイレ、食事など、身のまわりのこと
- 集団の中で戸惑いやすい場面(行事、順番待ち、音の大きな場所など)
- お子さんが好きなこと、落ち着ける関わり方
園の先生から聞いている様子があれば、それも書き添えると、全体が見えやすくなります。うまく書けなくても大丈夫です。「困っていることを、ことばにしてみる」だけで、心の整理になることもあります。
また、お子さん自身の気持ちを、ふだんの会話の中でそっと聞いてみるのもひとつです。「小学校で楽しみなことはある?」「ちょっとドキドキすることはある?」と、軽く聞くだけで、思いがけない答えが返ってくることがあります。


うまく書けるか不安…。「うちの子は、ここが苦手です」ばっかりになりそう。

苦手なところも、好きなところも、そのまま話せば大丈夫だわん。お子さんのことを一番知っているのは、保護者の方だわん。
神戸市の就学相談と、就学時健診から入学通知書までの流れ
神戸市の就学相談とは別にある、就学時健診(11月ごろ)

就学時健診は、就学相談とは別の仕組みです。神戸市の公式ページでは、前の年の10月下旬ごろに「就学時健康診断のお知らせ」が自宅に届き、11月ごろに実施されると案内されています。会場は、住民登録地にもとづく指定の小学校です。
指定された日時に行けないときは、お知らせに書かれている小学校に相談するよう書かれています。お知らせをなくしたときは、お住まいの区役所・支所の市民課に連絡します。
発熱や風邪の症状があるときなどは、受けるのを控えて、後日に受けるのが原則とされています。そして、後日も受けられなかった場合でも、入学に不利になることはない、と神戸市の案内に書かれていました。
就学時健診は、お子さんにとっては、初めて小学校の中に入る機会になることもあります。知らない場所や人の多さに、緊張するお子さんもいます。前もって「学校に行って、先生とお話しするよ」と伝えておくと、見通しが持ちやすくなります。

神戸市の就学相談のあとに届く、小学校入学通知書(1月下旬ごろ)

入学する小学校は、1月下旬ごろに届く「小学校入学通知書」で知らされると、公式ページに書かれています。そのあと、2月ごろに各小学校で入学前の説明会があります。日程は学校ごとに異なります。
就学相談を受けたあとの就学先の決まり方も、気になるところですよね。神戸市の案内では、相談は就学先を考える準備のひとつで、相談を受けただけで就学先が決まるわけではない、と説明されています。
いつ頃に何が起こるのか、全体の見通しは、下の表のようになります。いずれも神戸市の公式ページに書かれている時期です。
入学通知書が届くと、「いよいよだな」という実感がわいてきます。通知書が届いたあとは、学校の説明会で、持ち物や登校の流れなど、具体的な準備について聞くことができます。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 前年の4月(令和9年度入学予定の案内) | 個別の就学相談の予約が始まる |
| 5月中旬〜7月末 | 個別の就学相談(8月以降はHPで確認) |
| 10月下旬ごろ | 就学時健康診断のお知らせが届く |
| 11月ごろ | 就学時健康診断 |
| 1月下旬ごろ | 小学校入学通知書が届く |
| 2月ごろ | 各小学校の入学前説明会 |

えっ、入学通知書って1月なの!? ずっと先だと思っていたけれど、もうすぐ秋が終わっちゃう…。

焦らなくて大丈夫だわん。いまは「流れを知る」だけでも十分だわん。順番にひとつずつ、確かめていけばいいわん。
まとめ:神戸市の就学相談で、通常の学級を考える場合と家族の準備
神戸市の就学相談と、通常の学級を考えるときのこと

通常の学級を考えているご家庭でも、就学相談を使ってよいのか迷う方がいます。神戸市の案内では、通常の学級、特別支援学級、特別支援学校といった「学びの場」の選び方や、通級指導教室のこと、学びの場を変えたいときの相談も扱うと書かれています。
つまり、「特別支援学級に決めた人だけが行く場所」ではありません。迷っている段階で、選べる道を整理するために使う方もいます。
いずれにしても、最終的に決めるのは、お子さんの様子をいちばんそばで見ている保護者の方です。相談は、その判断を支える材料を増やす場だと考えると、少し気が楽になります。
神戸市の就学相談の準備を、家庭でゆるく進めるコツ

小学校の準備は、一度にがんばりすぎなくて大丈夫です。たとえば、次のような小さなことから始める方もいます。
- 小学校の近くを、親子で散歩してみる
- 「学校ってこんなところだよ」と、絵本や写真で話してみる
- 朝の支度や、トイレ、着替えの流れを、ゆっくりおさらいする
どれも、「できるようにしなくちゃ」ではなく、「見通しを持てるように」という気持ちで行うのがポイントです。お子さんのペースを大切にしながら、できる範囲で十分です。
小学校に入る前の時期は、保護者の方も、気持ちがゆれやすいものです。「あれもこれも準備しなきゃ」と思ったときは、ひとつだけ選んで、あとは先送りにしても大丈夫です。全部を一度にそろえなくても、少しずつ進めば間に合います。

なんだか、少し気持ちが軽くなったかも。まずは、センターの電話番号をメモしておこうかな。

それはいい一歩だわん。迷う気持ちも、ちゃんと話せる場所があるわん。一人で抱え込まなくて大丈夫だわん。
神戸市の就学相談の問い合わせ先と、迷う気持ちの扱い方

神戸市の就学相談について、窓口をもう一度まとめます。個別の就学相談は特別支援教育相談センター(078-360-2160、月〜金曜9時〜17時、祝日を除く)。教育委員会の特別支援教育課には、問い合わせフォームもあります。就学時健診のお知らせや入学通知書については、お住まいの区役所・支所の市民課が窓口になります。
「相談に行ったら、何か言われるかも」と、足がすくむ気持ちは、自然なものです。でも、調べて、考えている時点で、お子さんのことを大切に思っていることが伝わってきます。
この記事が、神戸市の就学相談の全体像をつかむ、小さな手がかりになればうれしいです。迷ったら、まず一本、電話をかけてみる。それだけでも、前に進んでいます。

アイキャッチ画像:Photo by Simon Kan on Pexels



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