就学通知はいつ届く?10月から1月の流れをひと目で
こんにちは!おやまどの鈴木です。
「そろそろ小学校の連絡が来る頃かな」「就学通知はいつ届くの?」。年長さんの秋になると、ポストを開けるたびに、そんなことを考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
とくに、通常学級か支援級か迷っているご家庭では、「通知が届く前に決めなければいけないの?」と気持ちが焦りがちです。この記事では、就学通知がいつ頃までに届くのか、その前にどんな手続きがあるのかを、国の公式な案内にそって整理しました。
なお、この記事は文部科学省「障害のある子供の就学先決定について」と、札幌市「就学時健康診断」のページをもとにしています。実際の日付は自治体ごとに違うため、最終的にはお住まいの市区町村の教育委員会の案内でご確認ください。
就学通知はいつまでに届く?決まっている期限は1月31日

文部科学省のページによると、一般の就学予定者への就学通知は、1月31日までに、保護者へ送られることになっています。ここでいう「一般の就学予定者」とは、視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱のいずれにもあたらないお子さんのことです。
この通知には、入学期日と、就学すべき学校が書かれています。つまり、「4月からこの小学校に通います」というお知らせです。
「一般の就学予定者」という言い方は、少し硬く聞こえます。ふつうの小学校に入学するお子さんは、この手続きで通知を受け取る、と考えるとわかりやすいでしょう。特別な手続きが必要な場合は、また別の流れになります。それは、あとの章で整理します。
期限が1月31日と聞くと、「年が明けるまで届かないの?」と思うかもしれません。ただ、これは「遅くとも、この日までには」という期限です。実際にいつ届くかは、自治体によって違います。

1月末までって、ずいぶん先だよね…。それまでドキドキしっぱなしかも。

気持ちはわかるわん。でも、その前にいくつか手続きが並んでいるから、順番に見ていけば、今どこにいるのかがわかるわん。
就学通知がいつ届くかは、自治体の案内で確かめる

期限は国で決まっていても、郵送の日は市区町村ごとに違います。同じ県の隣り合う市でも、時期がずれることがあります。
では、どこで日付を確かめればよいのでしょうか。いちばん確実なのは、お住まいの市区町村の教育委員会のホームページや、秋に届く就学時健康診断の案内です。案内の中に「就学通知は〇月ごろに送ります」といった説明が入っていることもあります。
それでも書かれていないときは、教育委員会の窓口に電話して聞いてみましょう。「就学通知はいつ頃届きますか」と聞くだけで大丈夫です。聞きづらいと感じても、日付をたずねるだけなので、気軽に電話して大丈夫です。
電話をするときは、「来年度に小学校へ入学する子がいます。就学通知は、いつ頃届く予定でしょうか」と伝えれば十分です。お子さんの名前や住所を聞かれることもあるため、手元にメモを用意しておくとスムーズです。
就学通知には何が書かれている?受け取ったあとの流れ

先ほど触れたとおり、就学通知には入学期日と就学する学校が書かれています。この通知は、4月に向けた準備を進めるための「入り口」になります。
通知の封筒を開けるとき、お子さんがそばにいる場合は、「4月からここに通うんだよ」と、やさしい言葉で伝えてあげるのもよいでしょう。大きな変化を前に、不安を感じやすいお子さんもいます。写真やパンフレットを見ながら、学校の話を少しずつ増やしていくと、イメージがつかみやすくなります。
通知が届いたあとは、自治体や学校から、入学前の案内が届くことがあります。ランドセルや学用品の準備、通学路の確認なども、この時期から少しずつ進めていくご家庭が多いようです。
もし、通知に書かれた学校や学びの場について、気になることがあれば、早めに教育委員会や学校に相談してみてください。就学先を決める過程では、本人と保護者の意見を尊重するとされています。
通知が届いたら、まず次の3つを見ておくと安心です。
書類が多いと、どこから手をつければよいか迷うものです。そんなときは、先に「いつまでに何をするか」だけをカレンダーに書き写しておきましょう。それだけで、頭の中がすっきりします。
もし1月の終わりが近づいても通知が見当たらないときは、郵便物の中に紛れていないかを確かめたうえで、教育委員会に問い合わせてみてください。早めに聞いておけば、行き違いにも気づきやすくなります。
就学相談の流れについては、こちらの記事でもまとめています。

就学通知はいつ届く?その前に並ぶ、10月から12月の手続き
就学通知が届くまでには、いくつかの手続きが、順番に進んでいきます。ここでは、10月から12月の流れを見ていきましょう。
10月31日までに作られる「学齢簿」とは

文部科学省のページによると、市町村の教育委員会は、10月31日までに、10月1日現在の学齢簿を作ります。学齢簿とは、その年に小学校へ入学する年齢のお子さんを載せた名簿のことです。
この名簿をもとに、就学時健康診断の案内や、就学通知が準備されていきます。自治体の側で作られる書類で、手続きの土台になります。
「うちの子の名前は、ちゃんと載っているのかな」と心配になる方もいるかもしれません。就学時健康診断の案内が届かないなど、気になることがあれば、教育委員会へ問い合わせてみましょう。
学齢簿のことを知らなくても、手続きに困ることはありません。ただ、「どうして10月の初めの時点で数えるのだろう」と気になった方のために補足すると、この名簿は、入学年齢のお子さんを把握して、その後の健診や通知を順序よく進めるための土台として作られます。国の仕組みとして、期日が決まっているのです。
11月30日までに行われる就学時健康診断

学校保健安全法にもとづき、就学時健康診断は11月30日までに行うことになっています。就学通知がいつ届くかを考えるとき、この健診は大事な目印になります。
たとえば札幌市の令和8年度の案内では、健診は原則として11月から12月に行われ、案内は令和8年10月15日から世帯主あてに発送される予定と書かれています(札幌市「就学時健康診断」のページ)。自治体によって時期は少しずつ違いますが、秋に健診の案内が届く点は共通しています。
秋は、運動会や行事も続く忙しい時期です。そこへ小学校の手続きが重なるため、「やることが多すぎる」と感じる方も少なくありません。そんなときは、全部を一度にやろうとせず、「いまの月の分だけ」と区切ると、気持ちが楽になります。
当日の朝は、いつもの生活リズムをなるべく崩さないようにしましょう。服は、脱ぎ着しやすいものがおすすめです。待ち時間が出ることもあるので、お気に入りの絵本を一冊持っていくと、お子さんが落ち着いて過ごしやすくなります。

健診の日に、うちの子が先生に「ばいばい」って言って帰ってきそうで心配…!

それも、その子らしくていいわん。完璧じゃなくても大丈夫わん。
健診では、内科・歯科・視力などの検査が行われます。お子さんが慣れない場所で緊張することもあるため、前もって「小学校に行って、先生とお話しするよ」と伝えておくのもよい方法です。

特別支援学校が関わるとき、就学通知はいつ届く?
お子さんの学びの場として、特別支援学校が候補にある場合は、手続きの流れが少し違います。ここは混ざりやすいところなので、表で整理しておきましょう。
12月31日と1月31日。通知が2段階で動くしくみ

文部科学省のページによると、特別支援学校の対象になるお子さんの場合、手続きは次のように進みます。
| 時期 | 手続きの内容 |
|---|---|
| 12月31日まで | 市町村の教育委員会が、お子さんの氏名などを都道府県の教育委員会へ通知する |
| 1月31日まで | 都道府県の教育委員会が、保護者へ入学期日と就学する特別支援学校を通知する |
特別支援学校は、障害のあるお子さんの教育を専門に行う学校です。文部科学省のページで手続きの対象として挙げられているのは、視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱のあるお子さんです。名前だけを聞くと、特別な場所のように感じるかもしれません。でも、お子さんの特性に合わせて学べる環境を整えた、学校の一つの形です。
一般の就学通知は市町村から届きますが、特別支援学校の場合は、都道府県の教育委員会から届く形になります。送り元が変わる点が、いちばんの違いです。
「就学通知がいつ届くか」を気にしているときは、まずお子さんが、どちらの手続きに当てはまるのかを知っておくと安心です。わからないときは、市町村の教育委員会に聞いてみましょう。

特別支援学校だと、手続きの流れも別なんだね…。

そうなんだわん。ただ、迷っているうちは「どっちの手続きになるのか」も窓口で一緒に確かめられるわん。

送り元まで違うなんて、知らなかったよ…。えへへ。

ややこしいわんね。でも、どちらも期限は1月31日までと覚えておけば、見通しが立つわん。
就学通知より前に進む、就学先を考える話し合い

ここでいちばん伝えたいことがあります。それは、就学通知は、決まったことをお知らせするものだという点です。通知が届いてから悩みはじめる、というより、届く前の話し合いの時間こそが大切です。
文部科学省のページには、就学先は、本人・保護者、市町村の教育委員会、学校などが、教育的なニーズと必要な支援について話し合い、合意を形づくることが原則と書かれています。最終的に決めるのは市町村の教育委員会ですが、決めるときも、本人と保護者の意見を最大限尊重するとされています。
検討の段階では、学校見学や体験入学の機会を使った情報提供や面談もあります。見学のときには、教室の雰囲気や、先生とお子さんの距離感を見てみましょう。
話し合いの場で聞いておきたいことを、前もってメモしておくのもおすすめです。たとえば、次のような質問があります。
たとえば、「通知が届く前に、ほんの少しでも気になることを窓口に話しておく」という方法があります。通知を受け取ってから「やっぱり心配だった」と思うより、早めに話しておいたほうが、気持ちの余裕が生まれます。
まとめ:就学通知はいつ届くか、先に知って落ち着いて待つ
就学通知はいつ?10月から1月の流れの整理

ここまでの内容を、時期ごとの表にまとめます。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 10月31日まで | 10月1日現在の学齢簿が作られる |
| 11月30日まで | 就学時健康診断が行われる(自治体ごとに日程が違う) |
| 12月31日まで | 特別支援学校の対象は、市町村から都道府県へ通知される |
| 1月31日まで | 就学通知が、保護者へ届く(特別支援学校は都道府県から) |
表の中で、保護者の方が気にしておきたいのは、とくに「健診の日」と「通知が届く時期」の2つです。健診の日程は案内の紙に、通知の時期は自治体のホームページや窓口に、それぞれ書かれていたり、教えてもらえたりします。この2つをカレンダーに書き込んでおくだけでも、見通しがぐっとよくなります。
秋から冬にかけては、短い期間に手続きが続きます。表で見ると多く感じますが、保護者が自分で動くのは、健診に出かけることと、通知を受け取って内容を確かめることが中心です。残りは、教育委員会の側で進められていきます。
これらは、いずれも「遅くとも、この日まで」という期限です。実際の発送日は自治体で違うため、お住まいの教育委員会の案内で確認しましょう。

流れがわかったら、ちょっと落ち着いてきたよ!

見通しがあると、気持ちもラクになるわん。焦らず進むわん。
通知を待つあいだに、親子でできる小さな準備

通知を待つあいだは、そわそわしてしまうものです。そんなときは、気持ちを落ち着ける小さな準備をしてみましょう。
よくある例として、次のような過ごし方があります。小学校の校舎を外から一緒に眺めに行く。通学路を親子で歩いてみる。ランドセルを背負って、鏡の前で見せ合う。どれも、お子さんの「楽しみ」の気持ちを育てる時間になります。
気持ちが揺れやすい時期だからこそ、保護者自身の休む時間も大切にしてください。夜にゆっくりお茶を飲む、好きな音楽を聴く。そんな小さな時間が、お子さんへの声かけにも余裕をもたらします。
お子さんと一緒に、春の予定を話題にするのも一つの方法です。「新しい靴を買いに行こうか」「どんな文房具がいいかな」など、楽しい話題から入ると、小学校へのイメージがやわらかくなります。
たとえば、こんな場面を想像してみてください。年長の冬、郵便受けに市の封筒を見つけて、心臓がどきっとする。開けてみると、学区の小学校の名前と入学期日が書かれていて、ほっとする。反対に、まだ迷いが残っていて、ため息が出る。どちらの気持ちも、ごく自然なものです。
迷いが残ったときは、「通知が来たから終わり」と考えず、学校や教育委員会に気になることを伝えてかまいません。就学先を決める過程では、保護者の意見が尊重されることになっています。
心配ごとが頭から離れない日は、一人で抱えこまず、園の先生や家族、教育委員会の窓口に話してみましょう。話すだけで、気持ちがふっと軽くなることがあります。

就学通知がいつ届くかは、「遅くとも1月31日まで」と覚えておけば大丈夫です。それまでの時間を、お子さんと家族が安心して春を迎えるための準備期間にできますように。
アイキャッチ画像:Photo by Michael Pointner on Pexels



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