2歳で「あーあー」しか言わない子に親ができることは?発達段階も解説

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【この記事の信ぴょう性】

当ページの記事は、児童発達支援の現場経験を持つ鈴木日奈子(小学校教諭免許保有)が監修しています。

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こんにちは!おやまどの鈴木です。

「もう2歳なのに『あーあー』としか言わない…」
「指差しはするけど、言葉が出てこない…」
「周りの子はおしゃべりしてるのに、うちの子だけ…」

2歳になっても「あーあー」しか言わないお子さんの姿を見ていると、不安で胸がいっぱいになりますよね。

1歳半健診では「もう少し様子を見ましょう」と言われたものの、その後も目立った変化がなく、気づけば2歳を迎えてしまった。そんな方も多いのではないでしょうか。

児童館やお友達との集まりで、他の子が「まんま」「ワンワン」と単語を話しているのを見ると、つい比べてしまい、帰り道に涙が出そうになることもあるかもしれません。

インターネットで検索すると、心配になるような情報ばかり目に入ってきて、余計に不安が募ってしまった方もいるでしょう。

この記事では、2歳で「あーあー」としか言わない子について、考えられる背景や家庭でできる関わり方、頼れる相談先までお伝えします。

「うちの子だけ?」という不安を、少しでも軽くできたらと思います。最後まで読んでいただくと、今日からできる具体的な関わり方もわかります。

2歳で「あーあー」しか言わないのはなぜ?考えられる背景

結論から言うと、2歳で「あーあー」しか言わないことには、いくつかの理由が考えられます

発達障害と決めつける必要はなく、まずは落ち着いて背景を整理してみましょう。

喃語から言葉への移行にはペースがある

赤ちゃんは「あーあー」「うーうー」といった喃語からスタートし、少しずつ意味のある単語へと移行していきます。

この移行のスピードには、驚くほど大きな個人差があります。

1歳前後で単語が出始める子もいれば、2歳を過ぎてからようやく単語が出てくる子もいます。

「あーあー」という発声も、実はコミュニケーションの土台となる大切なステップです。声を出して何かを伝えようとする力は、言葉の芽生えの一部でもあります。

喃語がまだ続いているからといって、必ずしも発達に大きな課題があるとは限りません。

また、2歳前後は自我が芽生え始める時期でもあり、言葉より先に気持ちの強さが前面に出やすいことも、発語との関係で語られることがあります。

ほのママ
ほのママ

え、そうだったの〜?「あーあー」も、ちゃんと意味があることだったのね…

ここわん
ここわん

それは違うわん!声を出して伝えようとしていること自体が、コミュニケーションの土台なんだわん!

言葉の理解と発語のズレ

言葉には「理解する力」と「話す力」の2つの側面があります。

「あーあー」しか言わなくても、大人の言葉をよく理解していて、指示に従って行動できる子は少なくありません。

「ワンワンどこ?」と聞くと指をさせる、「持ってきて」と言うと物を持ってくる。こうした様子が見られる場合、理解力はしっかり育っている可能性があります。

理解する力が育っていれば、その後、発語が追いついてくるケースも多く見られます。

逆に、言葉の理解自体がゆっくりな場合は、また別の視点での関わりが必要になることもあります。

「あーあー」しか言わなくても気にしなくていい場合と、気をつけたい場合

ここで、家庭で確認してみたいポイントを整理してみましょう。

あわせて確認しておきたい様子

・指差しで気持ちを伝えようとするか
・簡単な指示を理解して行動できるか
・大人の顔を見て気持ちを伝えようとするか
・名前を呼ぶと振り向くか

これらが見られる場合は、言葉以外のコミュニケーション力が育っている証拠です。

一方で、視線が合いにくい、名前を呼んでも反応が薄い、指差しがほとんど見られないといった様子が重なる場合は、次の章でご紹介する相談先に早めに相談してみることをおすすめします。

ほのママ
ほのママ

うちの子、指差しはするし、こっちを見て何か伝えようとしてくるかも…

ここわん
ここわん

それは良いサインだわん!コミュニケーションを取ろうとする力は、しっかり育っているわん!

2歳で「あーあー」しか言わない子に見られる発達との関係

ここからは、多くの方が気になっている発達との関係について整理していきます。

結論を先にお伝えすると、「あーあー」しか言わないという一点だけで、発達障害だと判断することはできません。

ただ、知っておくと安心できるポイントがいくつかありますので、順番に見ていきましょう。

言葉の遅れだけで判断できない理由

発達障害の診断は、言葉の遅れだけでなく、対人関係、行動の特徴、感覚の特性など、さまざまな要素を総合的に見て専門家が判断するものです。

言葉が遅い子の中には、発達に特性がある子もいれば、単に言葉の発達がゆっくりなだけの子もいます。

自己判断で決めつけてしまうことは、かえって不安を大きくしてしまうこともあります。

気になる場合は、専門家に相談することが、お子さんにとっても保護者にとっても安心につながります。

言葉以外の様子もあわせて見てみる

言葉の発達だけでなく、他の様子もあわせて見ていくことが大切です。

あわせて見ておきたい様子の一例

遊び方に特徴的なこだわりがあるか、大人の真似をして遊ぶか、感情表現が豊かかどうか、癇癪の頻度や強さはどうか。これらの様子を、日常の中で少しずつ観察してみましょう。

一つの様子だけで判断せず、全体を見ることで、より適切な対応が見えてきます。

専門用語に振り回されすぎないために

インターネットで検索すると、さまざまな専門用語が目に入り、不安になってしまうことがあります。

専門用語を知ることは大切ですが、それだけで自己判断してしまうのは避けたいところです。

気になる情報があれば、それをメモしておき、専門家に相談する際の材料にするという使い方がおすすめです。

専門用語に振り回されるより、まずはお子さんの日々の様子をしっかり見てあげることが何より大切です。

ほのママ
ほのママ

検索しすぎて、逆に不安になっちゃうことがあるの…

ここわん
ここわん

その気持ち、よく分かるわん。情報より、まずは目の前のこの子を見てあげてほしいわん。

― 読みながら、ちょっと立ち止まって ―

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2歳で「あーあー」しか言わないときに家庭でできる言葉を引き出す関わり方

ここからは、おうちで無理なくできる関わり方をご紹介します。

「話させよう」と頑張りすぎず、楽しくコミュニケーションを重ねることがポイントです。

子どもの発声に応えてあげる

「あーあー」という発声にも、しっかり応えてあげましょう。

「そうだね、あーあーだね」「何か伝えたいのかな?」と、声を出したことに反応してあげることが大切です。

無視されずに応えてもらえる経験を重ねることで、子どもは「声を出せば伝わる」という実感を積み重ねていきます。

これは、言葉を話すことへの意欲を育てる土台になります。

表情や身振りも含めて、子どもなりの伝え方をまずは受け止めてあげましょう。

子どもの発声への応え方の例

・「そうだね、あーあーだね」と繰り返す
・子どもの表情や身振りにも注目する
・伝わったときに笑顔で応える
・急かさずゆっくり待つ

一緒に遊びながら言葉を届ける

おもちゃで遊んだり、絵本を読んだりしながら、たくさん言葉をかけてあげましょう。

「ブーブー、走ってるね」「ワンワン、かわいいね」と、遊びの中で自然に言葉を添えることで、言葉が耳に馴染んでいきます。

シンプルで短い言葉を、繰り返し使うのがポイントです。難しい言葉より、日常でよく使う単語を中心に伝えてあげましょう。

指差しをしたときは、「あ、電車だね」と、その物の名前を教えてあげるチャンスです。

兄弟姉妹や祖父母など、関わる大人が多いほど、いろいろな話し方や声のトーンに触れる機会が増え、言葉の刺激につながることもあります。

ほのママ
ほのママ

やってみるとなんだか楽しそう!絵本を読むときにもっと言葉をかけてみようかな♪

ここわん
ここわん

その調子だわん!遊びながら自然に言葉を届けるのが一番だわん。

テレビやスマホの時間を見直す

メディア視聴の時間が長くなると、双方向のコミュニケーションの機会が減ってしまうことがあります。

一方的に情報が流れてくるだけでは、子どもが自分から声を出したり、反応を返したりする経験が少なくなりがちです。

すべてを禁止する必要はありませんが、テレビやスマホを見せている時間を少し見直し、代わりに親子で向き合う時間を増やしてみるのもひとつの方法です。

一緒にテレビを見ながら「ワンワンいたね」と声をかけるだけでも、双方向のやり取りに変えることができます。

発語を促す際は、正しい発音を細かく訂正するよりも、まずは「伝わった」という成功体験を積み重ねることを優先すると、子どものやる気を引き出しやすくなります。

関わり方で気をつけたいこと

無理に「言ってごらん」と発語を強要しない、他の子と比べない、できないことより小さな変化に目を向ける。この3つを意識するだけでも、子どもとの関わり方が変わってきます。

2歳で「あーあー」しか言わないときに不安なときに頼れる相談先

それでも不安が続くときは、一人で抱え込まなくて大丈夫です。

専門家に相談することで、見えなかった安心材料が見つかることもあります。

2歳児健診や自治体の発達相談

多くの自治体では、2歳前後を対象とした健診や相談の機会が設けられています。

1歳半健診で「様子を見ましょう」と言われた場合でも、その後気になることがあれば、次の健診を待たずに相談することができます。

保健センターや子育て支援センターに問い合わせると、地域の発達相談の窓口を案内してもらえます。

健診前にメモしておくと良いこと

気になる場面、いつ頃から感じているか、家庭で試してみたことなどを簡単に書き出しておくと、相談がスムーズになります。短い時間の中でも、伝えたいことをしっかり伝えられるように準備しておきましょう。

言語聴覚士や児童発達支援センターの活用

言語聴覚士は、言葉やコミュニケーションの発達を専門的にサポートしてくれる存在です。

病院や療育センター、児童発達支援センターなどで相談することができます。

専門的な視点から、お子さんの言葉の理解度や、家庭でできる具体的な関わり方についてアドバイスをもらえます。

「相談してみたら、意外と気持ちが軽くなった」という声も多く聞かれます。専門家に話を聞いてもらうだけでも、心の負担が軽くなることがあります。

相談したからといって、必ずしも診断がつくわけではありません。「様子を見ましょう」という結果になることも多く、それも大切な情報のひとつです。

一人で抱え込まないために

言葉のことに限らず、子育ての不安は誰にでもあるものです。

パートナーや家族、周りのママ友、専門の窓口など、話せる相手を持っておくことは、心の支えになります。

「うちだけかも」と思っていたことが、実は多くの家庭で経験されている悩みだった、ということも少なくありません。

不安な気持ちを一人で抱え続けると、育児そのものがつらく感じられてしまうこともあります。

少しでも「話したいな」と思ったときは、遠慮せずに相談してみてくださいね。

ほのママ
ほのママ

一人で悩んでたけど…相談していいんだね。少し気持ちが軽くなった。

ここわん
ここわん

もちろんだわん!大丈夫、一緒に考えるわん。

まとめ。2歳で「あーあー」しか言わないときは焦らず見守ろう

2歳で「あーあー」しか言わないことには、さまざまな背景が考えられます。

言葉の理解と発語にはズレがあることも多く、発語だけで判断せず、全体の様子を見ていくことが大切です。

今日のポイント

・喃語から言葉への移行にはペースの個人差がある
・言葉以外のコミュニケーション力も確認してみる
・子どもの発声にしっかり応えることが言葉の土台を育てる
・遊びの中で自然に言葉を届ける工夫が効果的
・不安なときは健診や専門機関を頼っていい

「うちの子だけ」と一人で抱え込まず、少しずつ、その子のペースを大切にしていきましょう。

今日「あーあー」だった声が、明日には言葉に変わっているかもしれません。

焦らず、その子らしい成長を、そばで見守っていってくださいね。

ほのママ
ほのママ

なんだか気持ちが軽くなったわ。この子のペースで、見守っていくね。

ここわん
ここわん

その調子だわん!一歩ずつ、一緒に進んでいこうわん。

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