1歳半で発語なしの割合は?目安と気になるサインを解説

保育園・幼稚園

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「1歳半になったのに、まだ意味のある言葉が一つも出ていない」
「ママ・ワンワンも言わない。これって発語なしってこと?」
「ネットで調べたら、1歳半でほとんどの子は喋ってると書いてあって不安に…」
「1歳半健診で発語ゼロだったら、どうなるの?」

1歳半は「ことば」が一気に増える時期。だからこそ「発語なし」の状態が続くと、不安は本当に大きくなりますよね。「うちの子だけ?」「発達障害なの?」と検索を繰り返して、夜眠れなくなる親御さんも多いです。

1歳半で発語なしを心配する親子

この記事では、1歳半で発語なしの「割合」を厚生労働省データに基づいて整理し、発語が出ない理由・発達障害との関係・1歳半健診の対応・今日からできる関わり方まで、不安な親御さんに寄り添ってお伝えします。

この記事でわかること:1歳半で発語なしの割合(厚労省データ) / 発語なしの主な理由 / 発達障害との関係 / 1歳半健診で発語なしならどうなる? / 気になるサインのチェックリスト / 相談先と動き出すタイミング / 今日からできる関わり方

1歳半で発語なしの割合は約6%。厚生労働省データで確認

1歳半で発語なしの割合

こんにちは!おやまどの鈴木です。

まず気になる「1歳半で発語なしの割合」を厚生労働省のデータから整理します。平成22年乳幼児身体発育調査によると、年齢別の「1語以上を話す乳幼児」の割合は以下のように報告されています。

月齢別に見た発語ありの割合

月齢別の発語ありの割合
月齢1語以上を話す割合発語なしの割合
1歳0〜1ヶ月約57.6%約42.4%
1歳1〜2ヶ月約69.9%約30.1%
1歳2〜3ヶ月約79.1%約20.9%
1歳6〜7ヶ月約94.1%約5.9%

つまり、1歳半(1歳6〜7ヶ月)の時点で発語なしの子は約5〜6%。100人中5〜6人ということです。「ほとんどの子が話している」ように見えても、約20人クラスで1人は発語なしの子がいる計算で、決して「うちの子だけ」ではありません。

「発語なし」の意味を正しく知っておく

1歳半の発語なしの意味

「発語あり」と判定される目安

✅ 「ママ」「パパ」「ワンワン」「ブーブー」など、意味のある単語が出ている
✅ 「バ」「ナ」など言葉の一部だけでもOK(バナナの意味で)
✅ 喃語(あー、うー、まんま)だけは「発語」とは数えない
✅ 1語以上出ていれば「発語あり」と判定される

「ママ」がはっきり出てなくても、その子なりの「ものの名前を表現する音」が出ていれば、発語ありとカウントされます。「うちの子、『バ』しか言わないけど、これは発語に入る?」と心配する親御さんは多いですが、「バ」がバナナのことを指して使われていれば、それは立派な発語です。

ほのママ
ほのママ

えっ、6%もいるのね…!「ほとんどの子は話している」って聞いて落ち込んでたけど、決して珍しいことじゃないってわかってちょっとホッとしたわ。

ここわん
ここわん

そうだわん!6%って、20人に1人はいる計算だわん。決して「うちの子だけ」じゃないってこと、まず知ってほしいわん!

1歳半で発語なしの主な理由。「発達障害」だけが原因ではない

1歳半で発語なしの主な理由

1歳半で発語なしというと、多くの親御さんが「発達障害?」と心配します。でも、発語が遅れる理由は発達障害だけではありません。主な理由を整理します。

理由①個人差・ペースの違い

1歳半の発語の個人差

言葉の発達はとにかく個人差が大きいです。1歳半でほとんど話さなかった子が、2歳になった途端に爆発的に話し始める「言葉の爆発期」が来るケースは本当によくあります。1歳半時点で発語なしでも、その後ぐんと伸びる子は多いです。

理由②聴力の問題

1歳半の発語と聴力の問題

耳が聞こえにくいと、言葉のインプットが不足するため、発語も遅れます。難聴・滲出性中耳炎などが原因で発語が遅れているケースもあります。1歳半健診では聴力もチェックされますが、軽度の難聴は見過ごされることも。気になる場合は耳鼻科で確認しておくと安心です。

理由③言葉以外で意思疎通できている

1歳半の発語と非言語コミュニケーション

指差し・ジェスチャー・表情でしっかり気持ちを伝えられていると、子どもにとって「話す必要性」が薄くなり、発語が遅れることがあります。親が察するのが上手すぎる場合もこのパターン。「言葉を出さなくても伝わる環境」だと、発語のタイミングが遅れることがあります。

理由④言語発達症(DLD)

1歳半の発語と言語発達症

知能・社会性・運動には問題がないのに、言葉の発達だけがゆっくりというケースは「言語発達症(DLD)」と呼ばれます。発達障害(ASD・ADHD)とは別の特性で、言語聴覚士による早期介入で大きく改善することが多いです。

理由⑤発達障害(ASD・知的発達症)

1歳半の発語と発達障害

ASD(自閉スペクトラム症)や知的発達症の場合、発語の遅れが特徴の一つとして現れることがあります。ただし「発語なし=発達障害確定」では決してありません。発達障害が背景にある場合は、発語以外にも「指差ししない」「目が合いにくい」「名前を呼んでも振り向かない」などの特徴が並ぶことが多いです。

― 読みながら、ちょっと立ち止まって ―

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1歳半で発語なし=発達障害?気になるサインのチェックリスト

1歳半の発語なしと発達障害のチェックリスト

「発語なし」の事実だけでは、発達障害かどうかは判断できません。大事なのは発語以外のコミュニケーション・行動・感覚に気になるサインがあるかです。以下のチェックリストで確認してみてください。

①1歳半の発語なしで気にしておきたいコミュニケーション

1歳半の発語なしのコミュニケーションサイン

コミュニケーションで気にしておきたいサイン

☐ 目が合いにくい・合ってもすぐそらす
☐ 名前を呼んでも振り向かない
☐ 指差しをしない(「あれ見て」と指で示さない)
☐ 指差した方向を見ない
☐ 真似っこをしない(バイバイ・パチパチ)
☐ 簡単な指示(「ちょうだい」「持ってきて」)が伝わらない

②1歳半の発語なしで気にしておきたい行動

1歳半の発語なしの行動サイン

行動で気にしておきたいサイン

☐ 特定のもの(電車・回るもの・タイヤ)に異常に長く集中する
☐ 同じ動き(手をひらひら・つま先歩き・回る)を繰り返す
☐ ものを並べることに執着する
☐ クレーン現象がよく見られる(人の手を持って物に向ける)
☐ 予定変更を激しく嫌がる

③1歳半の発語なしで気にしておきたい感覚・生活面

1歳半の発語なしの感覚・生活面サイン

感覚・生活面で気にしておきたいサイン

☐ 大きな音や特定の音を極端に嫌がる
☐ 偏食が極端に強い
☐ 服のタグや特定の素材を嫌がる
☐ 寝つきが悪い・夜中に何度も起きる
☐ かんしゃくが30分以上続くことが多い

「発語なし+他に気になるサイン」が複数あれば相談を

1歳半の発語なしの相談判断

判断の目安

🔵 発語なしのみ・指差し/目線/真似ありなら:個性・ペースの違いの可能性が高い。様子を見つつ関わり方を工夫
🟡 発語なし+上記サインが3つ以上:1歳半健診や保健センターで早めに相談
🔴 発語なし+指差ししない+目が合いにくい:3歳児健診を待たず、すぐに相談先へ

ほのママ
ほのママ

うちの子、発語はないけど、指差しはするし目もちゃんと合う!名前呼んだら振り向くわ。ちょっと安心したけど、それでも気になる…

ここわん
ここわん

指差し・目線・真似が揃っているなら、コミュニケーションの土台はしっかりできているわん!発語の爆発期がくる可能性が高いから、関わり方を工夫しつつ見守ろうわん!

1歳半健診で発語なしならどうなる?よくある流れと対応

1歳半健診で発語なしの対応

1歳半健診で発語以外もチェックされる項目

1歳半健診のチェック項目

1歳半健診の発達確認は、「発語」だけで判断するわけではありません。以下の項目を総合的に見て、子どもの今を確認します。

1歳半健診の発達チェック項目

📌 発語:意味のある単語が出ているか
📌 指差し:「ワンワンどれ?」に指で答えられるか
📌 言葉の理解:「ちょうだい」「持ってきて」が伝わるか
📌 積み木:2〜3個積めるか(手先の発達)
📌 視線・名前:目が合うか、名前を呼ぶと振り向くか
📌 歩行:一人で歩けるか

発語なしで「ひっかかった」場合のよくある流れ

1歳半健診で発語なしでひっかかった流れ

1歳半健診で発語なしの場合の一般的な流れ

STEP①:保健師さんが「気になる項目」として記録
STEP②:指差し・目線・理解度を総合的に確認
STEP③:他に気になる項目がなければ「経過観察」
STEP④:複数気になる項目があれば「2歳児フォロー相談」を案内
STEP⑤:フォロー相談で発達支援センターや専門医を紹介されることも

1歳半健診で発語なしでも、指差し・目線・名前への反応・理解度が揃っていれば、多くの場合「経過観察」になります。「経過観察」は「異常があった」ではなく「もう少し見守りましょう」という意味です。

1歳半健診の前に伝えるべきこと

1歳半健診の前に伝えるべきこと

健診の場で保健師さんに伝えるとよいこと

✓ 家ではどんな声・喃語を出しているか
✓ ジェスチャー・指差しでどんなコミュニケーションをとっているか
✓ 親の言葉をどれくらい理解している様子があるか
✓ 普段の様子と健診の場で違うことがあれば動画で示す
✓ 家族で気になっていることを具体的に

1歳半で発語なしの子に今日からできる関わり方

1歳半で発語なしの子への関わり方

工夫①「短く・ゆっくり・はっきり」話す

1歳半に短くゆっくりはっきり話す

話しかけ方の工夫

✓ 「これはワンワンだよ」と短く伝える
✓ 「あの〇〇のところに行ってあの△△を…」と長くしない
✓ ゆっくり、はっきり発音する
✓ 子どもが興味を示しているものについて話す
✓ 「あー、これね!ワンワンね!」と気持ちを言葉にして返す

工夫②「指差し」を一緒に楽しむ

1歳半の指差しを一緒に楽しむ

指差しを引き出す工夫

✓ 親が「あっ、見て!」と指差して見せる
✓ 絵本を一緒に見て「これは?」と指差ししてみせる
✓ 散歩中に「あっ車だね!」と一緒に指差し
✓ 子どもが何かを見ているとき「〇〇だね!」と言葉を添える

指差しは「言葉の前段階のコミュニケーション」。指差しが増えると、発語につながりやすくなることがよくあります。

工夫③「先回りしすぎない」

1歳半に先回りしすぎない

子どもに「伝えたい」を引き出す工夫

✓ 子どもが指を差したらすぐに渡さず、「これ?」と一呼吸おく
✓ 「あー」と言ったら「お水?牛乳?」と選択肢を示す
✓ 親が全部察すると、話す機会が減るので適度に「待つ」
✓ 子どもが何かを伝えようとしている瞬間を逃さない

工夫④動画・テレビは控えめに、絵本を毎日

1歳半に絵本を毎日

言葉を育てる環境作り

✓ WHOは2歳未満の長時間動画視聴を推奨していない
✓ 動画は「親と一緒に見て会話する」スタイルに
✓ 絵本は短いものを1日1〜3回程度
✓ 「これなあに?」より「あ、ワンワン!」と楽しむ姿勢で

1歳半で発語なしのときに相談できる窓口

1歳半で発語なしの相談窓口

1歳半で発語なしのときに相談できる窓口

🏥 1歳半健診:住んでいる自治体で必ず受けられる。発語なしの不安を保健師さんに話す
🏥 かかりつけの小児科:聴力や全身の発達も含めて相談できる
👂 耳鼻科:聴力に不安がある場合は受診を
🏢 自治体の保健センター・子育て支援課:1歳半健診後のフォロー相談が受けられる
🏢 児童発達支援センター:診断がなくても利用できることがある
🗣 言語聴覚士(ST):言語発達症の場合、早期介入で大きく改善することも

まとめ。1歳半で発語なしは約6%。「うちの子だけ」ではない

1歳半の発語なしを前向きに捉える親子

1歳半で発語なしの割合は、厚生労働省データで約5〜6%。決して「うちの子だけ」ではありません。発語が遅れる理由は、個人差・聴力・コミュニケーション環境・言語発達症・発達障害など多岐にわたります。

大切なのは、「発語の有無」だけで判断せず、指差し・目線・名前への反応・真似などのコミュニケーションが揃っているかを見ること。もし発語なし+他に気になるサインが複数あるなら、1歳半健診を入口に、保健センターやかかりつけ医に気軽に話してみてください。早めに動くことは、決してマイナスにはなりません。

この記事のまとめ

✓ 1歳半で発語なしの割合は約5〜6%(厚生労働省データ)
✓ 1歳6〜7ヶ月で1語以上話す子は約94.1%
✓ 「発語あり」は「ママ」「ブーブー」など意味のある単語が出ていればOK
✓ 発語なしの理由は5つ:個人差/聴力/コミュニケーション環境/言語発達症/発達障害
✓ 「発語なし=発達障害」では決してない
✓ 重要なのは指差し・目線・名前への反応・真似などのコミュニケーション
✓ 発語なし+気になるサインが複数あれば早めに相談を
✓ 1歳半健診で発語なしでも、多くの場合「経過観察」になる
✓ 関わり方の工夫:短くゆっくり話す/指差しを楽しむ/先回りしすぎない/動画は控えめに
✓ 相談先:1歳半健診・かかりつけ小児科・耳鼻科・保健センター・児童発達支援センター

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