こんにちは!おやまどの鈴木です。
「もう限界。子育てをやめたい…」
「母親でいることが、こんなにつらいと思わなかった…」
「こんなことを思う自分は、ひどい母親なんじゃないか…」
そんな気持ちを抱えながら、この記事にたどり着いた方もいるかもしれません。
まず最初にお伝えしたいのは、その気持ちを抱くことは、決してあなたが悪い母親だという意味ではないということです。
むしろ、それだけ真剣に子育てに向き合ってきたからこそ、心が限界のサインを出しているのかもしれません。
この記事では、子育てをやめたいと感じる背景や、心身の限界のサイン、今日からできる負担の減らし方、無料で頼れる相談先までお伝えします。
今つらい気持ちを抱えている方は、記事を全部読まなくても大丈夫です。相談窓口だけでも見ていってくださいね。
子育てをやめたいと母親が思うのは特別なことではない

結論から言うと、子育てをやめたいという気持ちを抱くのは、決してあなただけではありません。
多くの母親が、口には出せないまま同じ気持ちを抱えています。
言えないだけで、同じ思いの人はたくさんいる
「子育てがつらい」「やめたい」という気持ちは、なかなか人に言えないものです。
母親なのにそんなことを思うなんて、と自分を責めてしまい、余計に孤立してしまうこともあります。
ですが、実際には自治体の相談窓口にも「子育てがつらい」「つい子どもに怒りすぎてしまう」といった相談が数多く寄せられています。
それだけ、多くの家庭が同じ苦しさを抱えているということです。

こんなこと思うのは、私だけだと思ってた…

それは違うわん!言えないだけで、同じ気持ちの人はたくさんいるわん。あなたは悪くないわん。
母親に負担が集中しやすい社会的背景
子育ての負担が母親に偏りやすいことは、個人の問題ではなく構造的な問題でもあります。
「母親なんだから当たり前」という周囲の言葉や、完璧な母親であろうとするプレッシャーが、さらに追い打ちをかけることもあります。
核家族化が進み、身近に頼れる人がいない中での育児は、「孤育て」とも呼ばれ、その負担の大きさが指摘されています。
つらいのは、あなたの努力が足りないからではありません。
また、SNSで見かける「楽しそうな育児」の投稿と自分を比べてしまい、余計に落ち込んでしまう方も少なくありません。
ですが、そこに映っているのは切り取られた一瞬であり、その裏側で同じように苦しんでいる方もたくさんいます。
比べる対象を持たないことも、心を守るためのひとつの方法です。
「やめたい」は心のSOSかもしれない
やめたいという気持ちは、心と体が「もう休ませて」と発しているサインだと考えることもできます。
頑張り続けてきた結果、限界を超えてしまっている状態かもしれません。
その気持ちを無視して無理を重ねると、心身の不調につながってしまうこともあります。
次の章では、注意しておきたい心身のサインについてお伝えします。
子育てをやめたいと感じる母親が知っておきたい限界のサイン

つらい気持ちが続いているとき、それが一時的な疲れなのか、専門的なサポートが必要な状態なのかを知っておくことは大切です。
産後うつは決して珍しくない
産後うつは、日本産婦人科医会によるとおよそ10%の方に見られるとされ、厚生労働省のマニュアルでは10〜20%という数字も示されています。
決して特別なことではなく、多くの母親が経験しうるものです。
産後2週間から3か月以内に発症することが多いとされていますが、産後1〜2年経ってから症状が現れるケースもあります。
発症の背景には、ホルモンの変化だけでなく、パートナーからのサポート不足や睡眠不足の蓄積といった環境要因も大きく関わっていることが指摘されています。
受診を考えたい状態
出産後の気分の落ち込みには、マタニティブルーズと呼ばれる一時的なものもあります。
マタニティブルーズは通常1〜2週間で治まりますが、症状が2週間以上続く場合は、産後うつの可能性を考える目安とされています。
早めの受診が勧められる状態
・気分の落ち込みや不安が2週間以上続いている
・自分を責める気持ちが強い
・家事や育児が手につかない
・眠れない、食欲がない状態が続いている
・消えてしまいたいという気持ちがある
特に、自責感が強い場合や、家事や育児が行えない状態が続いている場合は、精神科や心療内科の受診が勧められています。
これは弱さではなく、必要な治療につながるための大切な一歩です。
産後だけでなく、いつでも起こりうる
子育てのつらさは、産後の時期に限ったものではありません。
イヤイヤ期、入園・入学、思春期など、子どもの成長のどの段階でも、大きな負担がかかる時期があります。
「もう産後じゃないから」と我慢する必要はまったくありません。
つらいと感じたときが、相談していいタイミングです。

もう産後じゃないのに弱音を吐いちゃいけないって、ずっと思ってた…

そんなことないわん。つらいと感じたときが、相談していいタイミングなんだわん。
特に、発達に気がかりがあるお子さんを育てている場合、日々の対応の難しさに加えて将来への不安も重なり、負担が大きくなりやすい傾向があります。
そうした状況でつらさを感じるのは、ごく自然なことです。誰よりも一生懸命向き合ってきた証でもあります。
子育てをやめたい母親が今日からできる負担の減らし方

ここからは、負担を減らすためにできることをご紹介します。
「頑張る」ための方法ではなく、「頑張らなくて済む」ための方法です。
物理的に子どもと離れる時間を作る
心の持ちようを変えるより、実際に休める時間を確保する方が、はるかに効果があります。
一時預かり保育、ファミリー・サポート・センター、産後ケア事業など、子どもを預けられる制度は各自治体にあります。
「理由がないと預けてはいけない」と思われがちですが、保護者のリフレッシュを目的とした利用が認められている制度も多くあります。
子どもと離れる時間を持つことは、逃げでも手抜きでもありません。
「やらないこと」を決める
今抱えている家事や育児の中から、思い切って手放すものを決めてみましょう。
食事は市販のものに頼る、掃除は週に一度でよしとする、洗濯物はたたまない。どれも、あなたと子どもの命に関わることではありません。
今つらい時期は、「最低限やればいい」に基準を下げても大丈夫です。
完璧を目指すより、あなたが倒れないことの方がずっと大切です。

手を抜いちゃいけないって思い込んでたけど…そうじゃないのね。

そうだわん!あなたが元気でいることが、子どもにとっても一番大事なことだわん。
パートナーに具体的に伝える
「つらい」という気持ちだけを伝えても、相手に伝わりにくいことがあります。
「土曜の午前中だけ子どもを見ていてほしい」「お風呂だけお願いしたい」など、具体的な行動として伝えてみましょう。
それでも状況が変わらない場合は、第三者に入ってもらうことも選択肢のひとつです。
自治体の相談窓口では、家庭内の役割分担についての相談にも応じてもらえます。
言葉で伝えるのが難しいときは、この記事のようなページを見せてみるのも一つの方法です。
第三者の言葉として伝わることで、理解してもらいやすくなることもあります。
睡眠を最優先にする
睡眠不足は、気分の落ち込みやイライラを大きく悪化させます。
家事を後回しにしてでも、少しでも眠る時間を確保することを優先してください。
子どもが寝ている間に自分も横になる、休日はパートナーに任せて朝寝坊するなど、できる工夫を探してみましょう。
眠ることは、今のあなたにとって何より大切な回復の手段です。
子育てをやめたい母親が無料で頼れる相談先

一人で抱え込む必要はまったくありません。
無料で、匿名でも相談できる窓口がたくさんあります。
電話やチャットで相談できる窓口
外に出るのがつらいときでも、電話やオンラインで相談できる窓口があります。
自治体によっては、LINEやチャットでの相談窓口を設けているところもあります。
電話が苦手な方は、こうした窓口から始めてみるのもよいでしょう。
医療機関への相談
心身の不調が続いている場合は、医療機関に相談することも大切です。
出産した産婦人科、心療内科、精神科などで相談することができます。
授乳中の服薬が心配で受診をためらう方もいますが、母乳への移行が少ない薬を選ぶなど、状況に応じた方法を医師と一緒に考えることができます。
薬を使わない治療を選ぶことも可能ですので、まずは相談してみてください。
同じ気持ちを持つ人とつながる
地域の子育てサロンや、子育て支援センターに足を運んでみると、同じような気持ちを抱えている方と出会えることがあります。
「つらいのは自分だけじゃなかった」と知るだけで、心が軽くなることもあります。
ただし、無理に外に出る必要はありません。今は家で休むことを優先してもまったく構いません。

誰かに話してもいいんだね…電話してみようかな。

もちろんだわん!話すことは、弱さじゃないわん。あなたを守るための大切な行動だわん。
オンラインの子育てコミュニティなど、外出せずにつながれる場もあります。
ただし、他の家庭と比べて落ち込んでしまうようなら、そこからも距離を置いて大丈夫です。あなたが少しでも楽になれる方法を選んでください。
まとめ。子育てをやめたい母親の気持ちは責めなくていい

子育てをやめたいという気持ちは、あなたが母親として失格だという意味ではありません。
それだけ限界まで頑張ってきたという、心と体からのサインです。
今つらい気持ちを抱えている方は、どうか一人で抱え込まないでください。
あなたが休むことは、子どもにとっても大切なことです。
頑張りすぎなくて大丈夫です。少しずつで構いません。
今日一日をなんとか過ごせたなら、それだけで十分です。
子どもにとって必要なのは、完璧な母親ではなく、そばにいてくれる人です。
そして、そばにい続けるためには、あなた自身が休むことがどうしても必要になります。
誰かに頼ることを、どうかためらわないでくださいね。

少しだけ、気持ちが軽くなった気がする。ありがとう。

よかったわん。無理しないで、頼れるところに頼っていいんだわん。



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