保育園に行きたくないママといたい。理由と朝の対応

ママと額を合わせる子ども 保育園・幼稚園

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「保育園、行きたくない……ママといたい」
朝、玄関でぎゅっとしがみついて離れてくれない。
先生に引き渡すとき、泣き叫ぶ我が子を背に、後ろ髪を引かれながら出勤する——。

毎朝のこの時間が、つらくてたまらない。そんなふうに感じている親御さん、本当に多いですよね。「預けてごめんね」と、胸がぎゅっと締めつけられる日もあると思います。

母親と子どもがふれあう優しい時間

結論からお伝えすると、「保育園に行きたくない」「ママといたい」という登園しぶりは、多くのお子さんが通る、ごく自然な成長の一場面であることがほとんどです。お子さんの気持ちを受け止めながら、朝の関わり方を少し工夫していくことで、ゆっくりと落ち着いていくことが多いと言われています。

この記事でわかること
・「保育園に行きたくない、ママといたい」と泣く理由
・朝の上手な送り出し方とおすすめの声かけ
・やってはいけないNG対応
・落ち着くまでの見通しと、続くときの相談先

「保育園に行きたくない、ママといたい」と泣くのはなぜ?

泣いている子どもの様子

こんにちは!おやまどの鈴木です。

「保育園に行きたくない」「ママといたい」と泣くお子さんを見ると、「うちの子、大丈夫かな」と心配になりますよね。でも、まず知っておいてほしいのは、その涙は「ママ(パパ)が大好き」というまっすぐな気持ちのあらわれだということです。決して、お子さんがわがままなわけでも、親御さんの育て方が悪いわけでもありません。

2歳〜4歳ごろになると、言葉や気持ちの発達がぐんと進み、「離れたくない」という自分の気持ちをはっきり伝えられるようになっていきます。だからこそ「ママといたい」と言葉や涙で訴えるのですね。ここでは、登園しぶりの背景に考えられる理由を見ていきましょう。

分離不安——大好きなママと離れるのが不安

母親と遊ぶ安心した子ども

登園しぶりの理由として、最も多いと言われているのが分離不安(親と離れることへの強い不安)です。「ママと離れたら、もう会えないかもしれない」という不安が、まだ時間の感覚が育ちきっていないお子さんの心には、とても大きく感じられることがあります。

これは、お子さんが親御さんを「安心できる場所」としてしっかり信頼している証拠でもあります。お迎えに必ず来てくれること、保育園でも楽しく過ごせることが少しずつ実感できると、不安はやわらいでいくことが多いと言われています。

環境や生活の変化が重なっている

親子で外を歩く家族

クラス替えや進級、引っ越し、きょうだいの誕生、連休明けなど、生活に変化があったタイミングで「保育園に行きたくない」が強まることがあります。大人でも環境が変わると気疲れしますよね。お子さんなら、なおさらです。

こうした変化による登園しぶりは、新しい環境に慣れていくにつれて、自然とやわらいでいく場合が多いです。「今はちょっと疲れる時期なんだな」と、少し長い目で見てあげられると安心ですね。

疲れ・体調・感覚的なしんどさ、ときに発達特性が関係することも

疲れた様子の子ども

単純に睡眠不足や疲れ、体調がすぐれないときに「行きたくない」が出ることもあります。また、保育園の大きな音やにぎやかさ、集団のざわざわした雰囲気が、感覚的にしんどく感じられるお子さんもいます。

音や光、人の多さに敏感だったり、予定の変化が苦手だったりと、お子さんのもって生まれた特性が関係することもあります。ただし、登園しぶりがあるからといって発達の問題があると決まるわけではありません。あくまで「そういう背景もあるかもしれない」という一つの視点として、頭の片隅に置いておく程度で大丈夫です。

ほのママ
ほのママ

毎朝「ママといたい」って泣かれると、わたしの育て方が悪いのかなって落ち込んじゃう……。

ここわん
ここわん

そんなことないわん。「ママといたい」は大好きの証拠だわん。育て方のせいじゃないから、自分を責めないでほしいわん!

「預けてごめんね」——登園しぶりに親が抱える罪悪感

子どもを抱きしめる母親

「保育園に行きたくない、ママといたい」と泣く我が子を預けるとき、「ごめんね」「かわいそうなことをしている」と、罪悪感でいっぱいになってしまう親御さんは少なくありません。ここでは、その気持ちにそっと寄り添いたいと思います。

罪悪感を抱くのは、お子さんを大切に思っているから

子どもへの深い愛情

泣いている我が子を置いて仕事に行くのは、本当につらいことです。でも、その罪悪感は、あなたがお子さんをそれだけ大切に思っているからこそ生まれる感情ですよね。決して、悪いことをしているわけではありません。

保育園で過ごす時間は、お子さんにとって、お友達や先生とのふれあいを通して世界を広げる大切な経験にもなります。「預ける=かわいそう」とは限らないのです。むしろ、親御さんが働く姿を見せることも、お子さんへの一つの愛情のかたちかもしれません。

泣くのは別れ際だけ、ということも多い

子どもを抱っこする母親

実は、別れ際にあれだけ泣いていたのに、親の姿が見えなくなると、けろっと遊び始めるお子さんも多いんです。先生に「お母さんが帰ったあとは、すぐ笑顔で遊んでいましたよ」と言われて、拍子抜けした経験のある親御さんもいるのではないでしょうか。

お迎えのときの様子も大切なヒントになります。元気に「ただいま!」と駆け寄ってきたり、保育園での出来事を話してくれたりするなら、日中は安心して過ごせている場合が多いです。別れ際の涙だけを見て、必要以上に心配しなくて大丈夫なこともありますよ。

ほのママ
ほのママ

そういえばこの前、お迎えに行ったら「もっと遊びたかった〜」って言われたの。朝はあんなに泣いてたのに……。

ここわん
ここわん

それはうれしい知らせだわん!別れ際がつらいだけで、ちゃんと楽しめてる証拠。ほのママの罪悪感、少し軽くなるといいわん。

― 読みながら、ちょっと立ち止まって ―

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登園しぶりの朝、ママといたい子への上手な送り出し方

ママと額を合わせる子ども

「保育園に行きたくない、ママといたい」と泣く朝。どう送り出せばいいのか迷いますよね。ポイントは、お子さんの気持ちを受け止めつつ、別れはあっさり、笑顔で。ここでは具体的な関わり方をご紹介します。

まずは「行きたくない気持ち」を受け止める

親子で公園を歩く家族

「行きたくないなんて言わないの!」と否定する前に、まずは「そっか、ママといたいんだね」「行きたくないよね」と、お子さんの気持ちをそのまま言葉にして返してあげましょう。気持ちを分かってもらえるだけで、お子さんの心はふっとゆるむことがあります。

このとき、お子さんを責めないことが大切です。「どうして毎朝そうなの」とつい言いたくなりますが、お子さんも好きで泣いているわけではありません。「気持ちは分かるよ」という姿勢が、何よりの安心につながります。

別れ際は短く、きっぱり、笑顔で

両親と手をつなぐ子ども

気持ちを受け止めたら、別れ際は短く、きっぱり、笑顔でがコツです。「お迎えに必ず来るからね。行ってきます!」と明るく伝えて、すっと離れましょう。名残惜しそうにいつまでもそばにいると、かえってお子さんの不安が長引いてしまうことがあります。

「○○して遊べるね」「お迎えのあとは一緒に絵本読もうね」など、登園後の楽しみや、また会える見通しを伝えるのもおすすめです。親御さんが落ち着いて笑顔でいると、その安心感はお子さんにも伝わりますよ。

おすすめの声かけ例
・「ママといたいよね。でも、お迎えに必ず来るからね」
・「行ってきます!楽しんでね」
・「帰ったら、今日のこと聞かせてね」

先生と連携して、安心の橋渡しを

教室で学ぶ子どもたちと先生

朝の別れ際は、先生に「お願いします」とバトンタッチするのも一つの方法です。先生に抱っこしてもらって送り出すと、すんなり切り替えられるお子さんも多いです。「今日は朝、こんな様子でした」と一言伝えておくと、先生も日中の様子を気にかけてくれます。

お迎えのときに、日中の様子を聞いてみるのも大切です。家では見えないお子さんの一面を知ることで、「ちゃんと楽しめているんだ」と安心できることもあります。先生は、お子さんを一緒に見守ってくれる心強い味方ですよ。

ほのママ
ほのママ

別れ際を短くって、なんだか冷たい気もしちゃって……ついぐずぐずしちゃうのよね。

ここわん
ここわん

気持ちはわかるわん。でも、あっさり笑顔で送り出すのは、子どもの切り替えを助けるためだわん。冷たいんじゃなくて、やさしさだわん!

登園しぶりでやってはいけないNG対応

子どもを抱き上げる母親

よかれと思ってした対応が、かえってお子さんの「保育園に行きたくない」「ママといたい」という気持ちを強めてしまうこともあります。ここでは、つい、やってしまいがちなNG対応と、その理由をお伝えします。知っておくだけで、朝の関わりがぐっと楽になりますよ。

こっそり消える・だましてその場を離れる

母親と手をつなぐ子ども

泣かれるのがつらくて、お子さんが他に気を取られているすきにこっそりいなくなる——気持ちはとてもよく分かります。でも、これはなるべく避けたい対応です。気づいたら親がいない、という経験は、お子さんの不安をかえって強めてしまうことがあるからです。

「ちょっとそこで待っててね」とだまして離れるのも同じです。「ちゃんと行ってきますを言って、必ずお迎えに来る」という安心の積み重ねが、お子さんの「また会える」という見通しを育てていきます。短くても、きちんとお別れの挨拶をしてあげてくださいね。

NG対応の例
・お子さんのすきを見て、こっそり消える
・「すぐ戻るね」とウソをついて離れる
・「泣かないの!」「お兄ちゃんでしょ」と叱る・急かす
・「保育園行かないと困るよ」と不安をあおる

叱る・急かす・不安をあおる言葉

子どもの手を握る親の手

朝は時間がなくて、つい「早くして!」「泣かないの!」と言ってしまいがちですよね。でも、急かされたり叱られたりすると、お子さんはますます不安になり、「保育園=怖い・嫌な場所」という印象が強まってしまうことがあります。

「行かないとママが困るよ」といった、不安をあおる言葉も避けたいところです。お子さんを動かそうとして出てしまいがちな言葉ですが、プレッシャーになってしまうことがあります。難しい朝もありますが、できる範囲で、おだやかに送り出せるといいですね。

無理に行かせ続ける・我慢させすぎる

涙を流す子ども

登園しぶりは多くの場合、見守りながら付き合っていけば落ち着いていくものです。ただ、あまりに強い不安が続いているのに毎日無理を重ねると、お子さんの負担が大きくなってしまうこともあります。

「今日はちょっとお休みして、ゆっくり過ごそうか」と、ときには立ち止まる選択があってもいいかもしれません。お子さんの様子をよく見ながら、無理をさせすぎないバランスを大切にしたいですね。判断に迷うときは、園の先生に相談してみるのも一つの方法です。

ほのママ
ほのママ

こっそり消えるの、つい毎朝やっちゃってた……。よくなかったのね。

ここわん
ここわん

気づけたなら大丈夫だわん。今日から「行ってきます」をちゃんと言えばいいだけ。少しずつでいいんだわん!

登園しぶりが落ち着くまでの見通しと相談先

公園で過ごす親子

「保育園に行きたくない、ママといたい」という登園しぶりは、いつまで続くのか、先が見えなくて不安になりますよね。ここでは、落ち着くまでの見通しと、続くときの相談先についてお伝えします。

多くは少しずつ落ち着いていく

成長する子どもの表情

登園しぶりの期間には個人差がありますが、数日〜数週間ほどで落ち着いていくお子さんが多いと言われています。新しい環境に慣れたり、「お迎えに必ず来てくれる」という安心が積み重なったりすると、ふっと泣かなくなる日がやってきます。

もちろん、行ったり来たりを繰り返すこともあります。一度落ち着いても、連休明けや体調を崩したあとにまた「ママといたい」が出ることも。それも自然な波です。「また始まった」と気負わず、これまでの関わりを淡々と続けていけば大丈夫なことが多いですよ。

✓ 朝は泣いても、日中は楽しく過ごせている
✓ お迎えのときは笑顔で、園での話をしてくれる
✓ 食欲や睡眠は、おおむねいつも通り
✓ 家ではいつものように元気に過ごせている

上のような様子が見られるなら、ゆっくり見守っていって大丈夫なことが多いです。お子さんのペースを信じて、あたたかく付き合っていきましょう。

長く続いて気になるときの相談先

相談を受ける専門家

強い登園しぶりが長く続いたり、食欲や睡眠に影響が出ていたり、家庭でも元気がない様子が気になったりするときは、一人で抱え込まずに相談してみてくださいね。話を聞いてもらうだけでも、気持ちがずいぶん軽くなることがあります。

相談できる主な窓口
・園の先生・担任(日中の様子や園での工夫を相談できます)
・かかりつけの小児科(体調面が気になるとき)
・お住まいの保健センター
・子育て世代包括支援センター
・児童発達支援センター(発達面の心配があるとき)

こうした窓口は、子育ての悩みをいつでも受け止めてくれる場所です。「こんなことで相談していいのかな」とためらわなくて大丈夫。お子さんのことを一緒に考えてくれる人がいる、と思えるだけで、毎朝の心の支えになりますよ。

親御さん自身も、自分をいたわってあげて

ひと息つく母親

毎朝、泣く我が子を送り出すのは、心がすり減ることですよね。お子さんのケアばかりに気を取られて、自分のことは後回しになっていませんか。親御さん自身が無理をしすぎないことも、とても大切です。

「今日もよくがんばったね」と、まずは自分をねぎらってあげてください。誰かに話を聞いてもらったり、ほんの少し自分の時間をもったりすることも、めぐりめぐってお子さんへのやさしさにつながります。あなたは、もう十分がんばっていますよ。

ほのママ
ほのママ

「自分をいたわっていい」って言ってもらえると、なんだかホッとする……。ちょっと肩の力が抜けたわ。

ここわん
ここわん

その調子だわん。ママが笑顔でいることが、子どもにとって一番の安心なんだわん。一人で抱えず、頼れるところに頼っていいんだわん!

まとめ:保育園に行きたくない、ママといたいの気持ちに寄り添って

肩車で笑顔の親子

「保育園に行きたくない、ママといたい」と泣く登園しぶりは、お子さんが親御さんを大好きで、心から信頼している証拠です。気持ちを受け止めて、別れ際は短く笑顔で。そして、朝は泣いても、日中を楽しく過ごせていれば大丈夫なことがほとんどです。

「預けてごめんね」と感じる必要はありません。あなたは、お子さんを思いながら、毎日精いっぱい向き合っています。それだけで、もう十分すてきな親御さんですよ。

この記事の要点
✓ 「ママといたい」は分離不安などからくる、自然な気持ち
✓ 別れ際は気持ちを受け止め、短く・きっぱり・笑顔で
✓ こっそり消える・叱る・急かすNG対応は避ける
✓ 多くは数日〜数週間で少しずつ落ち着いていく
✓ 長く続いて気になるときは、先生や相談窓口へ
✓ 親御さん自身も、自分をいたわることを忘れずに

ほのママ
ほのママ

「ママといたい」は大好きの証拠なんだって思えたら、明日からの朝が少し楽になりそう。やってみるわ!

ここわん
ここわん

その意気だわん!焦らず、お子さんのペースで大丈夫。ほのママもお子さんも、ちゃんと前に進んでるわん。応援してるわん!

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