「何度言っても、イヤイヤばかり」
「つい大きな声で怒っちゃって、あとで落ち込む…」
2歳児の子育て、本当に毎日おつかれさまです。
イヤイヤ期の真っ最中で、叱り方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。
2歳児が言うことを聞かないのは、あなたの叱り方が悪いからではありません。
この記事では、2歳児がイヤイヤする理由をやさしく整理したうえで、子どもに伝わりやすい叱り方のコツ、つい やってしまいがちなNGな叱り方、そして叱る以外の関わり方までお伝えします。「毎日怒ってばかりで疲れた」という方の、気持ちが少しでも軽くなればうれしいです。
2歳児の叱り方に悩むのは当たり前。イヤイヤ期を理解しよう

こんにちは!おやまどの鈴木です。
叱り方のコツをお話しする前に、まず知っておいてほしいことがあります。
それは、2歳児のイヤイヤは、成長の証だということです。
この時期の特徴を知っておくと、叱り方も自然と変わってきますよ。
「ちゃんとしつけなきゃ」と思うほど、うまくいかなくて落ち込んでしまうこと、ありますよね。
でも、2歳児の行動には、ちゃんと理由があるんです。
その理由が分かると、「困った行動」が「成長の一場面」に見えてきて、少し気持ちが楽になることがあります。
イヤイヤ期は自我が芽生える大切な時期

2歳ごろになると、子どもの中に「自分でやりたい」という気持ちが芽生えてきます。
これは自我の芽生えといって、心が順調に育っているサインだと言われています。
「イヤ!」「自分で!」という言葉は、わがままではなく、「自分の意思を持てるようになった」という成長の表れなんです。
そう考えると、イヤイヤも少しだけ いとおしく見えてくるかもしれませんね。
「自分でやりたいのに、うまくできない」。
その もどかしさが、イヤイヤや かんしゃくとなって出てくることも多いんです。
つまり、イヤイヤは「困らせよう」としているのではなく、子どもなりに一生懸命なんですね。
その姿を、まずは「がんばってるね」と受け止めてあげたいものです。
2歳児には「叱る」が伝わりにくいことも

2歳児は、言葉の理解がまだ発展途上です。
長い説明をしても、内容をすべて理解するのはむずかしいことがあります。
また、興奮しているときは、大人の言葉が耳に入りにくくなることも考えられます。
泣きさけんでいるときに、いくら言い聞かせても なかなか届きません。
そんなときは、まず気持ちが落ち着くのを待つことも大切です。
落ち着いてから、あらためて短く伝えるほうが、ずっと効果的なことがあります。
「今は聞ける状態かな?」と、子どもの様子を見ることも、叱り方のひとつのコツなんですね。

毎日「イヤ!」「ダメ!」の連続で、もうクタクタなの…わたしの育て方が悪いのかしら?

育て方のせいじゃないわん!イヤイヤは順調に育ってる証拠だわん。次で、伝わりやすい叱り方を見ていこうわん!
2歳児に響く叱り方のコツ

では、2歳児にはどんなふうに伝えると響きやすいのでしょうか。
ここでは、家庭で今日から試せる叱り方のコツを紹介します。
どれも、特別な道具やテクニックはいりません。
ちょっとした声のかけ方や順番を意識するだけで、子どもへの伝わり方は変わってきます。
まず気持ちを受け止める

いちばん大切なのは、頭ごなしに叱る前に、子どもの気持ちを受け止めることです。
「自分で履きたかったんだね」「もっと遊びたかったんだね」。
そう声をかけるだけで、子どもは「分かってもらえた」と安心することがあります。
気持ちを受け止めてもらえると、興奮が少し落ち着いて、大人の言葉が届きやすくなることがあるんです。
「受け止める」といっても、わがままをすべて聞いてあげる、という意味ではありません。
「そう思ったんだね」と、気持ちそのものを否定しないだけで十分です。
気持ちを認めたうえで、「でも、これはこうしようね」と伝えると、すんなり受け入れてくれることもありますよ。
「気持ちは受け止める、でも行動は止める」。
この順番を意識するだけで、子どもの反応が変わってくることがあります。
短い言葉でシンプルに伝える

2歳児には、長い説明よりも短い言葉のほうが伝わりやすいと言われています。
大人はつい、理由をていねいに説明したくなりますよね。
でも、言葉が長くなるほど、2歳児には伝わりにくくなってしまうことがあります。
たとえば、お友だちのおもちゃを取ってしまったときは、「これは○○ちゃんの。返そうね」と、2〜3語でシンプルに伝えます。
「どうしてそんなことするの!」と問いつめても、2歳児はうまく答えられません。
「どうするか」を、短くやさしく伝えてあげましょう。
また、「走らないで」より「歩こうね」のように、してほしいことを前向きな言葉で伝えるのもコツです。
「ダメ」「やめて」が続くと、子どもも親もつらくなります。
「こうしようね」という言い方に変えるだけで、お互いの気持ちが少しやわらぐことがあります。
ダメなことは毅然と、でも手短に

とはいえ、なんでも受け止めればいいわけではありません。
「やさしく」と「甘やかし」は違います。
守ってほしいルールは、ぶれずに伝え続けることが、子どもの安心にもつながります。
道路に飛び出す、お友だちを叩く、熱いものにさわろうとする。
こうした危険なことや、人を傷つけることは、毅然と止める必要があります。
そんなときは、少し低めの声で、ゆっくりと「あぶないよ。だめだよ」と真剣に伝えます。
いつもと違う雰囲気を感じると、子どもも「これは大事なことなんだ」と受け止めやすくなることがあります。
ポイントは、長く叱り続けないこと。短く、でもしっかり伝えるのがコツです。
だらだらと叱り続けると、子どもは何が大事なのか分からなくなってしまいます。
「これは本当に大事」というときだけ、真剣な雰囲気で伝えると、メリハリがついて伝わりやすくなります。
叱ったあとは、いつものやさしい雰囲気に戻ること。
「もう怒ってないよ」と伝わると、子どもも安心して切り替えられます。

えっ、まず気持ちを受け止めるの!?ついつい「ダメでしょ!」から入っちゃってたわ…

気持ちを受け止めてから「どうするか」を短く伝えるわん。危険なことだけは毅然と、が基本だわん!
やってしまいがちなNGな叱り方

よかれと思った叱り方が、かえって逆効果になってしまうこともあります。
ここでは、つい やってしまいがちなNGな叱り方を見ていきましょう。
当てはまっても、責める必要はありません。気づけた時点で十分です。
知らずにやっていることも多いので、「そうだったのか」と気づくだけでも、関わり方は変わっていきます。
怒鳴る・脅すは逆効果

大声で怒鳴る、「鬼が来るよ」などと脅す。
こうした叱り方は、避けたい方法だと言われています。
その場では言うことを聞くかもしれませんが、子どもは「こわい」と感じているだけで、何がいけなかったのかは学べていないことが多いんです。
また、こわい叱り方が続くと、子どもが「親の顔色をうかがう」ようになってしまうことも考えられます。
これは、のびのびとした成長にとって、あまり良い状態とはいえません。
とはいえ、つい大きな声が出てしまうこともありますよね。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、「次はこうしよう」と少しずつ切り替えていくことです。
もし強く言いすぎてしまったときは、落ち着いてから「さっきは大きな声を出してごめんね」と伝えるだけでも大丈夫です。
親が素直にあやまる姿は、子どもにとっても良いお手本になります。
「失敗してもやり直せる」と、子ども自身も学んでいけるんですね。
長い説教や人格を否定する言葉

「だからあなたはダメなのよ」「いつもそう」といった、人格を否定する言葉も避けたいものです。
2歳児は、「行動」と「自分自身」を切り分けて考えることがまだむずかしい時期です。
人格を否定されると、「自分はダメな子なんだ」と感じてしまうことも考えられます。
叱るのは「したこと」に対してだけ。
「○○したのはダメ。でも、あなたのことは大好きだよ」という気持ちが伝わると、子どもは安心できます。
また、過去のことを蒸し返して「この前も」と重ねるのも避けたいところです。
今、目の前で起きたことだけに絞って伝えると、子どもも理解しやすくなります。
叱ったあとに「でも大好きだよ」とぎゅっと抱きしめてあげると、子どもは「叱られても、ちゃんと愛されている」と感じられます。
その安心感が、子どもの心の土台になっていきます。

正直、昨日もカッとなって怒鳴っちゃったの…わたし、ダメな母親だわ…

ダメな母親なんかじゃないわん!毎日がんばってる証拠だわん。怒ったあとに「ぎゅっ」とできたら、それで十分だわん。
叱るだけじゃない。2歳児への関わり方

叱ることばかりに目が向きがちですが、実は叱る以外の関わり方がとても大切だと言われています。
ここでは、毎日の中で取り入れたい関わり方を紹介します。
叱る場面を減らし、子どもの「できた」や「うれしい」を増やしていく。
その積み重ねが、イヤイヤ期をおだやかに過ごすいちばんの近道になることがあります。
「できたね」をたくさん伝える

叱る回数を減らすいちばんのコツは、できたことをほめる回数を増やすことです。
子どもは、注目してもらいたい生きものです。
叱られることでしか注目してもらえないと、かえって困った行動が増えてしまうこともあると言われています。
「くつ、自分で履けたね」「おかたづけできたね」。
当たり前に見えることでも、できた瞬間に声をかけてあげましょう。
「いいことをするとほめてもらえる」という経験は、子どもの「またやろう」という気持ちを育てます。
ほめられることが増えると、子どもの心が満たされて、イヤイヤが少しやわらぐこともあるんです。
大げさにほめる必要はありません。
「できたね」「ありがとう」「うれしいな」と、その場で短く伝えるだけで十分です。
「叱る」と「ほめる」、どちらか一方ではなく、両方をバランスよく。
とくに、ほめる回数を意識して増やすと、親子の関係がやわらかくなっていくことがあります。
危険を減らす環境づくり

「叱る回数」そのものを減らすには、環境を整えるのも効果的だと言われています。
さわってほしくないものは、はじめから手の届かない場所に置く。
そうすれば、「ダメ」と言う場面そのものを減らすことができます。
叱る場面を減らす環境の工夫
□ さわられたくない物は届かない場所へ
□ 危ないものは目に入らないように
□ 自分でできる場所や道具を用意する
□ 時間に余裕を持って行動する
叱る回数が減ると、親も子も、おだやかな時間を過ごしやすくなります。
たとえば、自分でコップを持ちたがる子には、こぼしても大丈夫なように準備しておく。
そうすれば、「自分でやりたい」という気持ちを止めずに見守ることができます。
「叱らなくて済む工夫」をしておくことは、子どもの自主性を伸ばすことにもつながるんですね。
また、時間に余裕を持って行動することも、意外と大切です。
急いでいるときほど、つい強く言ってしまいがち。少し早めに準備を始めるだけで、おだやかに過ごせることもあります。
親が疲れたときは自分を責めない

イヤイヤ期の子育ては、本当に体力も気力も使います。
朝から晩まで「イヤ!」の連続だと、どんなにやさしい親でも、心がすり減ってしまいますよね。
うまく対応できない日があるのは、あなたが弱いからではなく、それだけ大変なことなんです。
毎日おだやかに対応しようと思っても、うまくいかない日があって当然です。
つい怒ってしまった日も、「今日はがんばれなかったな」ではなく、「今日もよくやった」と自分をねぎらってあげてください。
親の心に余裕がないと、おだやかな対応はむずかしいものです。
気になることや つらいことがあれば、ひとりで抱え込まず、誰かに話してみてくださいね。
少しの時間でも、自分のための時間を持つことも大切です。
親が笑顔でいられることが、子どもにとっても いちばんの安心になります。

叱るより、ほめる回数を増やせばいいのね!それなら今日からできそう。やってみるわ!

その意気だわん!そして、ほのママ自身をねぎらうのも忘れないでほしいわん。がんばりすぎないでわん♪
2歳児の叱り方で大切にしたいこと。まとめ

2歳児のイヤイヤは、自我が芽生えた成長の証です。
叱り方のコツは、頭ごなしに怒るのではなく、気持ちを受け止めてから、短くやさしく伝えること。
すぐに言うことを聞いてくれなくても、大丈夫です。
2歳児は、毎日少しずつ成長しています。
今日伝えたことが、すぐには響かなくても、子どもの中にはちゃんと積み重なっていきます。
イヤイヤ期は、いつまでも続くわけではありません。
「あんなに大変だったのが懐かしい」と思える日が、必ずやってきます。
そして何より、あなたがこうして叱り方に悩んでいること自体が、お子さんを大切に思っている何よりの証拠です。
「ちゃんと叱れているかな」と悩めるのは、それだけ真剣に向き合っているからこそ。
その気持ちは、きっとお子さんにも伝わっています。
焦らず、あなたとお子さんのペースで、イヤイヤ期を一緒に乗り越えていきましょうね。
完璧な親はいません。
「ゆるーく、でもあたたかく」を合言葉に、今日も一日おつかれさまでした。

なんだか肩の力が抜けたわ〜!完璧じゃなくていいのね。明日からまた、ゆるーくがんばってみる♪

それでいいわん♪「ゆるーく」がいちばん長続きするわん。ほのママもお子さんも、一歩ずつでいいわん!



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