小学生の習い事はいくつが適切?平均数と発達視点での考え方を解説

小学生

「習い事、もう3つもやってるけど多すぎる?」
「周りはもっとたくさんやってるみたい…うちは少ない?」
「発達が気になる子に、いくつの習い事が適切なのかわからない」

習い事の数、悩みますよね。多すぎても疲れてしまうし、少なすぎると「遅れをとるのでは」と不安になる。

こんにちは!おやまどの鈴木です。
この記事では、小学生の習い事の平均個数をデータで確認しながら、多すぎるサインの見極め方、そして発達が気になる子・グレーゾーンの子に適切な習い事の数の考え方まで解説します。

「うちの子の習い事、これで大丈夫かな?」と感じているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

小学生の習い事はいくつが平均?最新データで確認

「みんなはいくつ習い事をしているの?」という疑問に、データで答えます。

小学生の習い事の数(ベネッセ2024年調査・約3,000組対象)

✓ 習い事をしている小学生:全体の約70%
✓ 習い事が1つの子:45.2%
✓ 習い事が2つ以上の子:54.7%(半数超)
✓ 月の平均費用:約16,676円

また、ニフティキッズの2025年調査(小中学生2,158人対象)では、小学生で最も多い回答は「1つ」で、5つ以上と答えた子も10%以上いることがわかっています。

データからわかること

「習い事をしている小学生の中で一番多いのは1つ」というのが実態です。2つ以上の掛け持ちをしている家庭が半数を超えていますが、「周りが全員たくさんやっている」わけではありません。1つでも十分に「普通」です。

ほのママ
ほのママ

え!1つが一番多いの?!なんか周りは3つも4つもやってる気がして、うちだけ少ないのかなって焦ってたわ〜。

ここわん
ここわん

「周りが多く見える」のはあるあるだわん!実際のデータを見ると、1つが最多なわん。大事なのは数じゃなくて「その子に合っているか」だわん!

学年別に見る習い事の数。高学年になるほど絞られる傾向

学年別の習い事の数の傾向

学年によって習い事の数の傾向も変わってきます。

学年習い事の傾向理由
低学年(1〜3年)複数掛け持ちが多いいろいろ試しながら「好き」を探す時期。放課後の時間が比較的多い
中学年(4年前後)絞り始める家庭が増える学校の授業が難しくなり、宿題・家庭学習量が増える
高学年(5〜6年)1〜2つに集中する傾向中学受験・部活動を見据えて優先順位をつける

低学年のうちにいろいろ試して、学年が上がるにつれて「本当に続けたいもの」に絞っていくのは、自然な流れです。「今は多いけど、そのうち整理される」と長い目で見ることも大切です。

習い事の数より「週の総時間」で負担を見るほうが正確

習い事の時間と子どもの負担

「いくつ」という数だけで判断するのは実は不十分で、週あたりの総時間を見るほうが子どもの負担をより正確に把握できます。

習い事の数と時間の目安(一般的な小学生の場合)

・週1回×1時間の習い事が3つ=週3時間 → 比較的余裕がある
・週2回×2時間の習い事が2つ=週8時間 → かなりの時間を占める
・放課後のうち半分以上が習い事 → 自由時間・休息が不足しがち

数より「放課後に自由に遊べる時間が確保できているか」を確認しましょう。

習い事が多すぎる小学生に出るサイン。いくつから注意が必要?

習い事が多すぎる子どものサイン

「いくつから多すぎるか」という明確な基準はありません。ただ、以下のサインが出ているなら、習い事の数や頻度を見直すタイミングかもしれません。

身体・体力面に出る「習い事が多すぎる」サイン

疲れている子ども

身体・体力面のサイン

・帰宅後すぐソファに倒れて動けない
・夜なかなか眠れない、または朝起きられない
・食欲が落ちている
・体調不良(頭痛・腹痛)が続く
・習い事の日だけ「おなかが痛い」と言う

「習い事の日だけおなかが痛い」というのは、身体が発しているSOSサインであることがあります。仮病と判断する前に、子どもの気持ちをゆっくり聞いてみましょう。

心・感情面に出る「習い事が多すぎる」サイン

精神的に疲れている子ども

心・感情面のサイン

・以前は楽しそうにしていた習い事を「行きたくない」と言い出した
・イライラしやすくなった、怒りっぽくなった
・「もう全部やめたい」と投げやりな発言が出てきた
・習い事がない日だけ表情が明るい
・「ぼーっとしたい」「何もしたくない」という発言が増えた

特に「習い事がない日だけ表情が明るい」という場合、習い事の数や内容を見直す必要があるサインとして受け取りましょう。

学習面に出る「習い事が多すぎる」サイン

宿題や学習が疎かになる子ども

学習面のサイン

・学校の宿題をやる時間・エネルギーが残っていない
・習い事の宿題(ピアノの練習・英単語など)が溜まっていく一方
・学校のテストの点数が落ちてきた
・「勉強する時間がない」が口癖になった

習い事は「学校生活の土台の上に成り立つもの」です。学校生活・宿題・睡眠に支障が出るようなら、習い事の数を整理することが最優先です。

ほのママ
ほのママ

うちの子、帰ってきたら毎日ソファでぐったり…。でも「辞めたい」とは言わないから大丈夫かなって思ってたんだけど…

ここわん
ここわん

「辞めたいと言わない」からOKではないわん!子どもは「辞めたい」と言えないことが多いわん。身体のサインをちゃんと見てあげることが大事だわん!

発達が気になる子・グレーゾーンの子の習い事はいくつが適切?

発達が気になる子の習い事の数の考え方

発達障害やグレーゾーンの特性がある子どもの場合、習い事の数については一般的な目安より慎重に考える必要があります。

なぜなら、発達が気になる子は学校生活だけで定型発達の子より多くのエネルギーを消耗していることがあるからです。集団の中で空気を読む、感覚刺激に対応する、感情をコントロールする…こうした「見えない努力」が積み重なって、放課後にはエネルギーが残っていないことがあります。

発達が気になる子の習い事はまず「1つ」から。基本的な考え方

1つの習い事から始める子ども

発達が気になる子の習い事の数の基本的な考え方

・まずは1つだけ始めて、3ヶ月様子を見る
・週1回・1時間以内の短時間から始める
・「学校から帰宅後にぐったりしていないか」を毎日観察する
・「楽しそうか」「行く前に渋っていないか」を確認する
・安定して続けられるようになったら、2つ目を検討する

「周りが2つ3つやっているから」という理由で増やすのは危険です。発達が気になる子にとって、1つの習い事を楽しく続けることのほうが、3つを無理してこなすより何倍も価値があります。

特性別に見る。発達が気になる子の習い事の数の目安

発達特性別の習い事の数の目安
特性・タイプ習い事の目安の数注意点
ADHD傾向1〜2つエネルギーは高いが、集中が続く時間は短め。詰め込みすぎると爆発することがある
ASD傾向1〜2つ新しい環境への適応にエネルギーを使う。慣れるまでは特に1つに絞るのが安全
感覚過敏がある子1つ(慎重に)感覚刺激の多い環境(体育館・プールなど)はエネルギー消耗が大きい
不登校傾向・学校が辛い子0〜1つ(無理せず)まず休息と安心できる環境が最優先。習い事は余裕が出てから
ほのママ
ほのママ

うちの子、ASD傾向があって新しい場所に慣れるのにすごく時間がかかるの。習い事1つでも最初の数ヶ月は大変だったわ。

ここわん
ここわん

それは特性が出てる証拠だわん!「慣れるまで大変」なのは仕方ないわん。慣れてから楽しめるようになれば大成功だわん。焦らずに1つをしっかり定着させることを優先してほしいわん!

発達が気になる子の「習い事が多すぎる」特有のサイン

発達が気になる子の限界サイン

発達が気になる子は、一般的な「多すぎるサイン」に加えて、特有のサインが出ることがあります。

発達が気になる子の「限界サイン」

・帰宅後に癇癪・パニックが増えた(学校+習い事でエネルギー切れ)
・感覚過敏の症状が強くなった(音・光・触覚への反応が激しくなる)
・夜の切り替えができず、就寝が遅くなった
・「学校に行きたくない」という発言が出てきた
・こだわりやチック症状が強くなった

これらのサインが出た場合、習い事の数・頻度を減らすことが、子どもにとっての最善策になることがあります。「せっかく始めたから」という気持ちより、子どもの状態を最優先にしましょう。

習い事の数を整理するとき。やめ方・減らし方のポイント

「もったいない」より「子どもの今」を優先する考え方

習い事を整理することの大切さ

「月謝を払っているから」「せっかく続けてきたから」という理由で、合わない習い事を無理に続けてしまうケースは多いです。でも、合わない習い事を続けることのコストは、月謝だけではありません。

合わない習い事を続けることで起きやすいこと

❌ その習い事そのものを嫌いになる
❌ 「習い事=嫌なもの」というイメージが定着する
❌ 発達が気になる子は「また失敗した」という自己否定感につながる
❌ 他の習い事への意欲まで下がってしまう
❌ 子どもとの関係がギスギスする

「辞める=負け」ではありません。合わないものを早めに見切って別の可能性を探すことは、子どもの成長にとって大切な経験です。

子どもと一緒に習い事の数を整理する方法

子どもと習い事について話し合う親

習い事を整理するときは、一方的に「これは辞める」と決めるのではなく、子どもと一緒に考えるプロセスを大切にしましょう。

子どもと一緒に習い事を整理するステップ

✓ ステップ1:今の習い事を全部リストアップする
✓ ステップ2:それぞれについて「楽しい?」「行くのが嫌じゃない?」と聞く
✓ ステップ3:「一番楽しいのはどれ?」「一番行きたくないのはどれ?」を確認する
✓ ステップ4:「一緒に決めよう」というスタンスで話し合う
✓ ステップ5:辞めることになった習い事は「頑張ったね」とポジティブに締めくくる

発達が気になる子で言葉にするのが難しい場合は、「◯か×か」の二択カードや表情カードを使って意思表示してもらうのも有効です。

習い事を続けるか迷ったときの判断基準

習い事の継続を判断するポイント

「続ける」か「辞める」かの判断基準

✓ 行く前に嫌がっているが、終わると「楽しかった」と言う → 続けてOK
✓ 行く前も終わった後も暗い顔のまま → 辞めることを検討
✓ スランプで一時的に嫌になっている → 休会して様子見
✓ 体調不良が習い事の日だけ続く → 早めに辞めることを検討
✓ 本人が「辞めたい」とはっきり言っている → 理由を聞いたうえで辞める方向で

ほのママ
ほのママ

うちの子、行く前はブーブー言うけど帰ってきたら楽しそうにしてるの〜!それは続けていいサインなのね!

ここわん
ここわん

それは続けていいサインだわん!「行く前は嫌、でも行ったら楽しい」は習い事あるあるだわん。終わった後の笑顔が答えだわん!

まとめ。小学生の習い事はいくつが正解?大切なのは数より「子どもの顔」

習い事を楽しむ笑顔の親子

小学生の習い事の数に「これが正解」という答えはありません。データ上は1つが最多ですが、2つ3つの子もいれば、0の子もいます。

大切なのは数ではなく、子どもが楽しめているか・疲れ果てていないかです。

この記事のまとめ

✓ 小学生の習い事で最も多いのは「1つ」(ベネッセ2024調査)
✓ 2つ以上の掛け持ちは全体の半数超だが、「1つ=少ない」ではない
✓ 数より「週の総時間」と「放課後の自由時間」で負担を見る
✓ 身体・心・学習面の「多すぎるサイン」を見逃さない
✓ 発達が気になる子はまず1つから。特性に合った数で考える
✓ 辞めることは「失敗」ではなく「合う習い事を探すプロセス」
✓ 判断基準は「終わった後の子どもの顔が笑顔かどうか」

「うちの子の習い事の数、これで大丈夫かな?」と迷ったときは、ランキングや周りの家庭と比べるより、子どもの毎日の顔を一番大切な判断材料にしてください。

ほのママ
ほのママ

数じゃなくて子どもの顔を見ればいいのね!これからは周りと比べるんじゃなくて、うちの子の笑顔を基準にするわ!

ここわん
ここわん

それが一番正解だわん!その子のペースで、楽しく続けられる習い事を見つけていこうわん!

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