【実例7】ずっと同じことをして予定通りに動けない子が、 自分で時間を見て行動できるようになるまで

おやまど事例

【おやまど実例】ずっと同じことをして予定通りに動けない子が、
自分で時間を見て行動できるようになるまで

宿題をやる時間なのに、ずっとブロックで遊んでいる。ご飯の時間なのに、テレビの前から動かない。

「もうやめなさい!」「何時だと思ってるの!」と怒鳴っても、毎日同じことの繰り返し。
言わないと動かない。でも言えば怒鳴ることになる。どうすればいいか分からない。

おやまどのレッスンで親御さんが関わり方を変えたことで、子どもに起きた変化をご紹介します。

Before → After

Before

ずっと同じことを続けてしまい、予定通りに動けない

好きなことに没頭すると止まらない。声をかけても聞こえていないかのように動かない。時間の感覚がないように見えて、毎日の流れが全て親の声かけ頼みになっていた。

After

スケジュール表を見て、自分で次の行動に移れるようになった

レッスンで学んだ「見通しの立て方」と「声かけの段階」を親御さんが家庭で実践。やることの順番が目に見える形になったことで、子どもが自分から「次はこれだよね」と動けるようになった。

なぜ予定通りに動けないのか

「わがままだから」「集中力がありすぎるから」ではありません。発達が気になるお子さんの場合、「次に何をするか」という見通しが頭の中に描けていないことが多いのです。大人は「遊びの後は宿題、その後ご飯」と自然にイメージできますが、お子さんにとっては「今やっていること」しか見えていない。見通しがなければ、切り替えようがありません。

おやまどではこう取り組みました

おやまどのレッスンでは、「やめなさい」と叱る方法は教えません。親御さんに、お子さんの頭の中に「見通し」を作る方法と、そのための声かけをお伝えし、ご家庭で実践していただきます。

この事例では、以下のようなステップを親御さんにお伝えしました。

1
まず「見通しスケジュール表」を親子で作る。
「1ばん:しゅくだい、2ばん:ごはん、3ばん:あそび」のように、やることの順番を紙に書いて見える場所に貼ります。親御さんには、始める前に「今日は1番○○、2番○○の順番でやるよ」と声をかけてもらいます。
2
少ない項目から始めて、徐々に増やす。
最初は2つだけ。「1ばん:おふろ、2ばん:あそび」のようにシンプルなところから。できたら項目を3つ、4つと増やしていきます。一度に多くを求めず、「できた」を積み重ねることがポイントです。
3〜
ここから先は、お子さんの特性に合わせて。
スケジュール表を自分で確認する段階、時計やタイマーを使って時間の感覚を育てる段階——進め方はお子さんの年齢や特性によって大きく異なります。この事例は事例8「活動の切り替えが難しい」とも密接に繋がっており、おやまどのレッスンでは両方を連動させながら、ご家庭での具体的な進め方を毎月お伝えしています。
※ 上記は実際の対応例をもとにした流れのイメージです。お子さんの特性や年齢によって、ステップの内容や順序は異なります。おやまどでは、お子さん一人ひとりに合わせた声かけとステップを、担当スタッフが毎月のレッスンで親御さんにお伝えします。

「見通し」が見えたら、怒鳴る理由が消えた

以前は「何時だと思ってるの!」と怒鳴ることでしか動かせなかった。でも毎回怒鳴るのは、親にとっても大きなストレスです。

スケジュール表を導入すると、「次は何をする時間か」が子どもにも親にも見えるようになります。怒鳴って動かす必要がなくなるのは、子どもが成長したからではなく、「見通し」という仕組みが怒鳴る代わりに機能しているからです。

怒鳴って動かす代わりに、仕組みが動かしてくれる。親の努力ではなく仕組みの力で毎日が変わる。おやまどのレッスンは、その仕組みを親御さんと一緒に作る場所です。

💡 この事例のポイント

予定通りに動けない=「わがまま」ではなく、「次に何をするかの見通しが頭の中にない」ということ。

見通しを「見える形」にする仕組みを親御さんが家庭で作り、そのための声かけを毎月のレッスンでお伝えするのが、おやまどの個別レッスンです。

紙に順番を書いて貼っただけで、「早くしなさい!」が消えた。ルールで縛るのではなく、見通しを渡すアプローチです。

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