【実例8】活動の切り替えができない子が、 「おしまい」で次に移れるようになるまで

おやまど事例

【おやまど実例】活動の切り替えができない子が、
「おしまい」で次に移れるようになるまで

「おしまいだよ」と言っても泣く。取り上げると癇癪。待っていたら永遠に終わらない。

公園から帰れない。お風呂に入れない。ゲームをやめられない。
毎回の「切り替え」が親子の戦争になっている。

おやまどのレッスンで親御さんが声かけのタイミングを変えたことで、子どもに起きた変化をご紹介します。

Before → After

Before

好きな活動をやめられない。切り替えのたびに癇癪

遊びやテレビを「おしまい」と言われると泣き叫ぶ。無理にやめさせると癇癪が激しくなり、なだめるのに何十分もかかる。毎日の生活の中で「切り替え」が最大のストレスだった。

After

「おしまい」の合図で自分から次の活動に移れるようになった

レッスンで学んだ「事前提示」と「段階的な声かけ」を親御さんが家庭で実践。タイマーや時計を使って「終わりの見通し」を先に伝えることで、癇癪なく切り替えられる場面が増えていった。

なぜ切り替えができないのか

「わがままだから」「我慢ができないから」ではありません。発達が気になるお子さんの場合、「いつ終わるのか」が分からないことが不安の原因であることが多いのです。大人は「あと少しで終わり」と見通しを持てますが、お子さんにとっては「突然中断される」体験になっている。突然奪われるから、泣いて抵抗するのです。

おやまどではこう取り組みました

おやまどのレッスンでは、「我慢させる方法」は教えません。親御さんに、お子さんが「終わりを受け入れやすくなる」事前提示の方法と、声かけの段階をお伝えし、ご家庭で実践していただきます。

この事例では、以下のようなステップを親御さんにお伝えしました。

1
まずタイマーで「終わり」を見える化する。
活動を始める前に「ぴぴぴって鳴ったらおしまいだよ」と伝えて、短い時間(最初は1〜2分)でタイマーをセットします。鳴る少し前に「もうすぐぴぴぴだよ」と声をかけて、「突然終わる」体験をなくします。切り替えられたら、すぐに認める。
2
次に、時計を使って「終わりの時間」を伝える。
タイマーに慣れてきたら、「時計の針がここに来たらおしまいだよ」と時計を使った事前提示に移ります。もうすぐの時にもう一度声をかけて、見通しを持たせます。
3〜
ここから先は、お子さんの特性に合わせて。
タイマーや時計を使わずに「おしまい」の声かけだけで切り替える段階、好きな活動と苦手な活動での切り替えの差への対応——進め方はお子さんの特性によって大きく異なります。事例7「予定通りに動けない」で紹介したスケジュール表と組み合わせて取り組むことで、生活全体の流れがスムーズになるケースも多くあります。
※ 上記は実際の対応例をもとにした流れのイメージです。お子さんの特性や年齢によって、ステップの内容や順序は異なります。おやまどでは、お子さん一人ひとりに合わせた声かけとステップを、担当スタッフが毎月のレッスンで親御さんにお伝えします。

「突然やめさせていた」ことに気づいた

多くの場合、親御さんは自分が「突然やめさせていた」ことに気づいていません。「おしまいだよ」と声をかけているのだから、ちゃんと伝えているはず——でもお子さんにとっては、その「おしまい」が突然やってくる。

事前提示という考え方を知ると、声をかけるタイミングそのものが変わります。「おしまい」の前に「もうすぐだよ」を入れるだけ。たったそれだけのことで、癇癪が起きる回数が激減することがあります。

「おしまい」の前に「もうすぐだよ」を入れる。たったそれだけで癇癪が減ることがある。我慢させるのではなく、受け入れやすい伝え方を知ること。それが親にとっても子にとっても一番の変化です。

💡 この事例のポイント

切り替えができない=「わがまま」ではなく、「終わりが突然やってくるから受け入れられない」ということ。

「終わり」を事前に見せる仕組みを親御さんが家庭で作り、声かけのタイミングを毎月のレッスンでお伝えするのが、おやまどの個別レッスンです。

「おしまい」と言うタイミングを変えただけで、癇癪が消えた。子どもが変わったのではなく、伝え方が変わった。

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