発達障害の子が不登校になったときの過ごし方…できることはある?

小学生

「学校に行きたくないと言い出して、もう3日休んでいる」
「不登校になってしまったけど、家でどう過ごせばいいのかわからない」
「このままゲームばかりしていていいのか、何かさせた方がいいのか迷っている」
「発達障害があって不登校になった子の親として、何をすべきか」

発達障害・グレーゾーンの子どもの不登校——何から手をつければいいかわからなくなりますよね。学校を休み始めた子どもとの家での時間を、どう過ごせばいいのか。「休ませ続けて大丈夫なのか」「勉強の遅れが心配」「このままひきこもりになってしまわないか」——そんな不安が次々と浮かんでくる親御さんに向けて、この記事をお届けします。

発達障害の子どもが不登校になったときの対応

まず最初に伝えたいのは、「不登校になった発達障害の子どもへの過ごし方は、時期によって変わる」ということです。回復の段階を無視して一律に「こうすべき」と動くと、かえって状況が悪化することがあります。段階を理解した上で、その子のペースに合わせていくことが大切です。

この記事でわかること:発達障害の子が不登校になりやすい理由 / 段階別の過ごし方(休養期・回復期・動き出し期)/ やってはいけないこと / 居場所の選択肢 / 親自身のケアの大切さ

なぜ発達障害の子は不登校になりやすいのか。背景を知ることが最初の一歩

発達障害の子どもが不登校になる理由

こんにちは!親子の相談窓口、おやまどの鈴木です。

発達障害・グレーゾーンの子どもは、学校という環境で特性による困りごとを抱えやすく、それが積み重なって不登校につながることがあります。「急に行けなくなった」ように見えても、多くの場合、子どもは長い時間をかけて限界まで頑張り続けた末に、SОSを出しています。

発達障害の特性別・不登校につながりやすい困りごと

🔹 ASD傾向:集団のルールの複雑さ・友だち関係の難しさ・感覚過敏(音・光・体育館・給食)・予定変更への強い不安

🔹 ADHD傾向:授業中の不注意・提出物・忘れ物の多さで叱られ続ける・衝動的な言動で友だちとのトラブルが繰り返される

🔹 グレーゾーン(診断なし):「普通に見える」ため配慮されず、一般的な基準で叱られ・比べられ続けることで自己否定感が積み上がる

こうした困りごとが続いた結果、「二次障害」として不登校・うつ・不安障害・ひきこもり傾向が現れることがあります。二次障害は発達障害の特性そのものではなく、特性を理解されない環境に長く置かれたことで起きる「次の困難」です。

ほのママ
ほのママ

「突然行けなくなった」と思ってたけど、子どもはずっと頑張り続けてたんだよね。ある日限界に達しただけで、突然じゃなかったんだ…って気づいた。

ここわん
ここわん

そうだわん。「学校に行きたくない」という言葉は、長い時間をかけて積み上がったSOSだわん。だから最初は、何より「休ませること」が正解なんだわん!

段階別の過ごし方。「今どの時期か」で対応が変わる

不登校の段階別の過ごし方

不登校の子どもの回復は、大きく3つの段階に分けることができます。「今、子どもはどの段階にいるか」を見極めることが、適切な過ごし方の判断につながります。

第1段階「休養期」。とにかく休ませる。学校・勉強・登校の話はしない

不登校休養期の子どもへの対応

不登校になりたての時期は、子どもはボロボロに疲弊した状態です。「心のケガをしている状態」と理解してください。この時期に「学校に行けるようにしなければ」と焦って動くと、状況が悪化します。

休養期にすべきこと

✓ 「休んでいい」「ここにいていい」というメッセージを言葉で伝える
✓ 「よく頑張ってきたね」と、これまで頑張ってきたことを認める
✓ 学校・勉強・将来・登校の話題を一切しない
✓ 好きなことをして過ごすことを許容する(ゲーム・動画・漫画も可)
✓ 食事・睡眠など生活の最低限だけを静かに整える
✓ 親自身も「今はとにかく休ませる時期」と腹をくくる

休養期にやってはいけないこと

❌ 「学校に行かなくていいの?」「みんな行ってるよ」と毎日言う
❌ 「せめて勉強だけはやって」とプレッシャーをかける
❌ 「このままでいいと思ってるの?」と叱る
❌ 無理に外出させる・フリースクールに連れて行こうとする
❌ 原因を根掘り葉掘り聞き出そうとする

休養期の長さは人によって大きく異なります。数週間で終わる子もいれば、年単位かかる子もいます。「休んだ期間の長さで復帰のしやすさは決まらない」ことを覚えておいてください。

第2段階「回復期」。少し動き出せる兆候が出てきたら

不登校回復期の子どもへの対応

「〇〇やってみたい」「外に出てもいい」「〇〇くんに会いたい」など、子どもが自分から何かに興味を示したり、意欲の片鱗を見せてきたら、回復期のサインかもしれません。

回復期に大切にしたいこと

✓ 子どもが「やってみたい」と言ったことを、できる範囲で一緒にやってみる
✓ 小さな外出(近所のコンビニ・公園など)から始めてみる
✓ 生活リズムを少しずつ整える(22時就寝・午前中に起きることを目標に)
✓ 得意なこと・好きなことに時間を使う経験を増やす
✓ 「今日は〇〇できたね」という小さな前進を一緒に喜ぶ
✓ 学習の遅れよりも「心が安定していること」を最優先にする

この時期は、子どもが「自分はここにいていい」「少しずつ動いてみてもいい」という感覚を取り戻す大切な時間です。「回復しているのだからもっと頑張れる」と急ぐと、また休養期に戻ることがあります。

ほのママ
ほのママ

「外に出てもいいかな」って言ったとき、すぐに「じゃあ学校は?」って聞いちゃったの…。そしたらまた部屋に閉じこもってしまって。あれが「急かし」だったのね。

ここわん
ここわん

動き出しの芽が出たときに「じゃあ学校は?」って聞くのは、芽を踏み潰すことになりやすいわん。「外に出てもいいかな」に対しては「いいね、どこに行こうか?」だけでいいわん!

第3段階「動き出し期」。次の一歩を一緒に考える

不登校動き出し期の子どもへの対応

子どもが「学校に行ってみようかな」「何か勉強したい」「友だちに会いたい」など、自分から次の一歩を言葉にし始めたら、動き出し期です。

動き出し期の過ごし方のポイント

✓ 子どもが言い出した次の一歩を、急かさず一緒に考える
✓ 「元の学校に戻る」だけが選択肢ではないことを親が知っておく
✓ 学校の別室登校・保健室登校・放課後登校など段階的な選択肢を探す
✓ フリースクール・オンライン学習・家庭教師など多様な学び方を調べる
✓ 学習の遅れをカバーする方法を一緒に考える(個別指導塾・通信教育など)
✓ 子ども本人が「これならやれそう」と思える形から始める

📣 「今うちの子はどの段階?どう対応すれば?」そのまま相談してください

「今が休養期なのか回復期なのか判断できない」「何をすればいいかわからない」——その段階から相談できます。

おやまどでは、小学校教員と発達支援、ふたつの現場経験を持つスタッフが、LINEで無料相談を受け付けています。

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生活リズム・居場所・勉強。「過ごし方」の具体的な悩みへの対応

不登校の子どもの生活リズムと居場所

「ゲームばかり・昼夜逆転」どうする?

不登校中のゲームと昼夜逆転への対応

休養期にゲームや動画で過ごすことは、多くの場合「今できる唯一の自己調整手段」として機能しています。無理にやめさせるより、まず「安心して過ごせている」ことを優先してください。ただし、回復期に入ったら少しずつ生活リズムを整えていくことが大切です。

生活リズムを整えるための工夫(回復期〜)

✓ 22時にはベッドに入ることを目標にする(強制ではなく声かけ)
✓ 朝食だけは一緒に食べる・日光を少し浴びる習慣を作る
✓ ゲームを「完全禁止」にするより「夕食後だけ」などルールを一緒に決める
✓ 昼夜逆転が続いている場合は、1日15〜30分ずつ起床時間を早める
✓ 「生活リズムが整ってきた」という小さな変化を前向きに認める

「勉強の遅れが心配」どうする?

不登校中の勉強の遅れへの対応

「勉強の遅れ」への心配は当然ですが、休養期に無理に勉強させることは逆効果になることがほとんどです。心が回復してから学習に取り組む方が、結果的にずっと早く追いつけることを覚えておいてください。

学習への対応(段階別)

📚 休養期:勉強は一切しなくてOK。学習の話題も出さない
📚 回復期:子どもが「やりたい」と言った好きな分野だけ、短時間・自分のペースで
📚 動き出し期:個別指導塾・通信教育・家庭教師など、本人に合った方法で遅れを補う

学校以外の「居場所」の選択肢

不登校の子どもの居場所の選択肢

発達障害のある子どもの不登校支援では、「元の学校に戻ること」だけが選択肢ではありません。その子に合った居場所・学び方を探すことが重要です。

発達障害のある子の不登校・居場所の選択肢

🏫 別室登校・保健室登校・放課後登校:在籍校に少しずつ関わる形。出席扱いになることも
📚 通級指導教室・支援学級:特性に合わせた学習環境への変更を検討する
🌱 フリースクール:少人数・自由な環境で、学校以外の居場所を作る
💻 オンラインフリースクール・ホームスクーリング:外出が難しい時期の選択肢
📖 個別指導塾・家庭教師:学習の遅れをカバーしながら、社会とのつながりを保つ
🎮 オンラインコミュニティ:家から出なくても友だちができる可能性がある
🏥 放課後等デイサービス:受給者証があれば利用でき、発達支援も同時に受けられる

親自身のケアも大切。「子どものために」が追い込みになっていないか

不登校の子どもを持つ親のケア

子どもが不登校になると、親御さん自身もとても消耗します。「自分の育て方が悪かったのか」「もっと早く気づいていれば」という自己責任感、学校・配偶者・祖父母など周囲からの視線へのストレス——これらが重なって、親御さん自身が追い詰められてしまうことがあります。

親自身のケアが子どもにとっても重要な理由

親のメンタルの状態は、子どもに直接影響します。親が不安・焦り・怒りを抱えたまま接すると、子どもは「自分がいることで親が苦しんでいる」と感じ、さらに状況が悪化することがあります。「子どものために頑張る」ためにも、まず親自身が誰かに話を聞いてもらい、孤立しないことが重要です。

親御さんへのおすすめ

✓ 同じ経験を持つ親御さんのコミュニティ・ブログを読む(「自分だけじゃない」と気づく)
✓ 信頼できる相談窓口(学校のスクールカウンセラー・発達支援センター・おやまどなど)に話す
✓ 「今の状況は私のせいではない」と自分に言い聞かせる
✓ 配偶者・パートナーと情報・気持ちを共有する
✓ 「今日一日、子どもが安心して過ごせた」ことを小さな前進として認める

ほのママ
ほのママ

毎日「私の育て方が悪かったのか」って自分を責めてた。でも子どもに笑顔でいようとしても、内側がボロボロだとにじみ出てしまうのよね。私自身も誰かに話を聞いてもらわないと。

ここわん
ここわん

ほのママ自身が誰かに話せる場所を持つことも、子どものためになるわん!おやまどのLINEは、子どものことだけでなく「親として今どうすればいいか迷っている」という相談も大歓迎だわん!

まとめ。不登校は「今どの段階か」を見極めて、焦らず一歩ずつ

発達障害の不登校に前向きに向き合う親子

発達障害・グレーゾーンの子どもの不登校は、特性による積み重なった困りごとの結果であることがほとんどです。「なぜ行けないか」の原因を理解することと、「今どの段階か」を見極めることが、適切な過ごし方の土台になります。

「元の学校に戻ること」だけを目標にする必要はありません。その子が安心して過ごせる場所・方法を一緒に探していくことが、長期的に見てもっとも子どもの力を引き出す道です。

この記事のまとめ

✓ 発達障害の子が不登校になるのは、特性による困りごとが積み重なった結果(二次障害)
✓ 不登校には3つの段階がある:①休養期②回復期③動き出し期
✓ 休養期は「とにかく休ませる」。学校・勉強・登校の話は一切しない
✓ 意欲のサインが出てきたら回復期。急かさず小さな一歩を一緒に喜ぶ
✓ 動き出し期は「元の学校に戻る」以外の選択肢も広く探す
✓ ゲーム・昼夜逆転は段階によって対応が変わる。休養期は許容する
✓ 勉強の遅れは心が回復してから取り組む方が効果的
✓ 居場所の選択肢:別室登校・フリースクール・放課後デイ・オンラインなど多様にある
✓ 親自身のケアも子どものためになる。一人で抱えずに誰かに話す

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「今うちの子はどの段階なのか」「何をしてあげればいいかわからない」「親として正解が見えない」——そのまま話しかけてください。教育と発達支援の両方の現場を知るスタッフが個別にお答えします。

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💬 「学校を休み始めた。今は休ませるだけでいい?」
💬 「ゲームばかりで昼夜逆転している。どうすれば?」
💬 「勉強の遅れが心配。何かさせた方がいい?」
💬 「発達障害があって不登校になった。先生にどう伝えれば?」
💬 「自分を責めてばかりで、誰かに話を聞いてほしい」

ひとりで悩まなくていいです。まず話してみてください。

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