ひらがなが読めない5歳は大丈夫?原因と家庭でできる練習法を解説

保育園・幼稚園

「もう5歳なのに、ひらがなが全然読めない…」
「お友達はスラスラ読んでるのに、うちの子だけ…」
「もしかして発達障害なの?」

周りの子がひらがなを読めるようになっていく中で、わが子だけ読めないと焦りや不安を感じますよね。

ひらがなを読む練習をする幼児

結論から言うと、5歳でひらがなが読めないこと自体は、すぐに心配が必要な状態ではないことがほとんどです。

ただし、「読めない原因」によっては、早めにサポートを始めた方がいい場合もあります。

この記事では、5歳でひらがなが読めない原因5つ発達障害やグレーゾーンとの関係家庭でできる練習法7選やってはいけないNG対応まで解説します。

「なぜうちの子は読めないのか」がわかれば、お子さんに合った対応が見えてきます。

  1. 5歳でひらがなが読めないのは遅い?年齢別の読みの目安
    1. ひらがなが読める割合の目安。5歳の時点でどのくらい?
    2. 5歳でひらがなが読めないときに焦ってはいけない理由
  2. 5歳でひらがなが読めない原因5つ。発達障害との関係も解説
    1. 原因①そもそも文字に興味がまだない
    2. 原因②文字に触れる機会が少なかった
    3. 原因③音韻認識(しりとりの力)がまだ育っていない
    4. 原因④視覚認知の弱さ(文字の形を区別しにくい)
    5. 原因⑤発達障害やグレーゾーンの特性が関係している場合
  3. 5歳でひらがなが読めない子への練習法7選。家庭でできる工夫
    1. ①まず「音韻認識」を育てる。しりとり・手拍子遊び
    2. ②好きなものから入る。キャラクター名・食べ物の名前
    3. ③かるた・カード遊びでゲーム感覚で覚える
    4. ④絵本の読み聞かせで「文字を追う体験」を作る
    5. ⑤お手紙ごっこで「読みたい!」の気持ちを引き出す
    6. ⑥ひらがな表は「読み段階用」を選ぶのがコツ
    7. ⑦1日5分でOK。「もっとやりたい!」で終わるのが理想
  4. 5歳でひらがなが読めない子にやってはいけないNG対応
    1. やってはいけないNG対応と正しい対応の比較
    2. ひらがなの読み以外にも気になることがあるなら相談を
  5. まとめ。5歳でひらがなが読めなくても大丈夫。親ができること
    1. 📣 「うちの子の場合はどうすれば?」と思ったら、LINEで気軽に相談してください

5歳でひらがなが読めないのは遅い?年齢別の読みの目安

ひらがなを学ぶ幼児の様子

こんにちは!親子の相談窓口、おやまどの鈴木です。

まず最初に、5歳のお子さんがひらがなをどのくらい読めるのが「普通」なのか確認しましょう。

ひらがなが読める割合の目安。5歳の時点でどのくらい?

ひらがなの読み書きを練習する子ども

研究データによると、年長児(5〜6歳)の約7割がひらがな71音(清音・濁音・半濁音すべて)をほぼ正しく読めるという調査結果があります。

年齢の目安ひらがなの読みの発達段階
3歳頃自分の名前の文字に興味を持ち始める子が出てくる
4歳頃文字に興味を持ち始め、いくつかの文字を覚える子が増える
5歳(年中〜年長)多くの子がひらがなの大半を読めるようになる
小学1年生2学期ひらがながまだ不完全だった子の9割が追いつく

このデータを見ると「うちの子は遅い」と不安になるかもしれません。

でも、5歳の段階でまだ読めない子は決して珍しくありません。特に男の子は女の子に比べて文字への興味が遅い傾向があり、個人差がとても大きいです。

「読めない=問題がある」とは限らない

文部科学省の学習指導要領では、ひらがなの読み書きは小学1年生で習得すると定められています。つまり、就学前にひらがなが完璧でなくても、カリキュラム上は問題ありません。ただし、周りの子との差が大きいと、入学後に自信をなくしやすいため、年長の間に少しずつ慣れておくと安心です。

5歳でひらがなが読めないときに焦ってはいけない理由

ひらがなに興味を持ち始めた子ども

「早くひらがなを覚えさせなきゃ!」と焦って無理に教えると、文字への苦手意識が定着してしまうリスクがあります。

5歳の子どもにとって、「ひらがなを覚える」ためには「文字に興味を持つ」という前段階がとても大切です。興味がない状態で無理にプリントをやらせても、「勉強=嫌なもの」になってしまう場合があります。

ほのママ
ほのママ

お風呂にひらがな表も貼ったし、ドリルも買ったけど全然やらないの…焦っちゃダメなのね…

ここわん
ここわん

そうだわん!まず「なぜ読めないのか」を見極めるのが大事だわん。原因がわかれば、お子さんに合ったやり方が見つかるわん!

5歳でひらがなが読めない原因5つ。発達障害との関係も解説

ひらがなが読めない原因を考える

5歳でひらがなが読めない原因は、大きく分けて5つあります。

お子さんがどれに当てはまりそうか、チェックしながら読んでみてください。

原因①そもそも文字に興味がまだない

文字よりも遊びに夢中な子ども

5歳でひらがなが読めない理由として一番多いのが、「まだ文字に興味がない」というケースです。

特に身体を動かすのが好きな子や、ブロック・ごっこ遊びに夢中な子は、文字よりも他のことに関心が向いています。これは発達の異常ではなく、興味の方向性の違いです。

こうした子は、文字に興味を持ったタイミングで短期間で一気にひらがなを覚えるケースがよくあります。

原因②文字に触れる機会が少なかった

絵本を読む親子

兄姉がいる家庭では、上の子の影響で自然と文字に触れる機会が多くなります。

一方で、絵本の読み聞かせの頻度が少なかったり、おもちゃが文字系よりも身体遊び系が中心だったりすると、文字に接する機会が少なくなることがあります。

これは環境の問題であって、お子さんの能力の問題ではありません。環境を少し整えてあげれば追いつく場合がほとんどです。

原因③音韻認識(しりとりの力)がまだ育っていない

しりとり遊びをする親子

ひらがなを読むためには、「すいか」という言葉が「す・い・か」の3つの音でできていることを理解する「音韻認識」という力が必要です。

この力がまだ十分に育っていないと、ひらがなの「文字」と「音」を結びつけることが難しい状態になります。

音韻認識のチェック方法

お子さんに「”りんご”の最初の音はなぁに?」と聞いてみてください。「り」と答えられれば音韻認識が育っています。答えられない場合は、まずこの力を育てることが、ひらがな習得への近道です。

原因④視覚認知の弱さ(文字の形を区別しにくい)

文字の形を覚えるのが難しい子ども

「あ」と「お」、「わ」と「れ」など、似た形のひらがなの区別がつかない場合、視覚認知に弱さがある可能性があります。

これはLD(学習障害)の読字障害(ディスレクシア)の特徴のひとつですが、5歳の段階では「まだ見分ける力が育ちきっていないだけ」の場合も多いため、すぐに障害と結びつける必要はありません。

原因⑤発達障害やグレーゾーンの特性が関係している場合

発達障害とひらがなの関係

上の4つに加えて、発達障害の特性がひらがなの読みに影響している場合もあります。

発達特性ひらがなの読みへの影響
ADHD集中が続かず、文字を覚えるまでの反復練習ができない場合がある
ASD興味の偏りが強く、文字への関心が向かない場合がある。逆に文字に強い興味を持つ子もいる
LD(ディスレクシア)文字の形の認識や音との結びつけに困難がある場合がある
知的発達のゆっくりさ全体的な発達がゆっくりで、文字の習得にも時間がかかる場合がある

ひらがな以外にも気になることがあれば注目

・しりとりができない(音韻認識の弱さ)
・似た音を聞き間違える(「さ」と「た」など)
・絵本の読み聞かせを極端に嫌がる
・会話の中で言葉が出にくい・語彙が少ない
・集中して1つのことに取り組むのがとても難しい

こういったことが重なっている場合は、一度専門家に相談してみると安心です。

ほのママ
ほのママ

うちの子、しりとりも苦手かも…「りんごの最初の音」を聞いてもキョトンとしてる…

ここわん
ここわん

それは「音韻認識」がまだ育ち途中のサインだわん!ひらがなの前に、まず言葉を音に分ける遊びから始めるといいわん!

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ひらがなが読めない原因はひとりひとり違います。「うちの子にはどのアプローチがいい?」は記事だけでは答えが出ないこともあります。

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5歳でひらがなが読めない子への練習法7選。家庭でできる工夫

家庭でひらがなの練習をする親子

原因を理解したところで、いよいよ家庭でできる具体的な練習法をご紹介します。

ポイントは「楽しく」「短く」「子どものペースで」。無理に教え込もうとしないことが大切です。

①まず「音韻認識」を育てる。しりとり・手拍子遊び

しりとり遊びで音韻認識を育てる

ひらがなを読む前段階として、言葉を音に分ける力(音韻認識)を育てましょう。

音韻認識を育てる遊び

しりとり:最初は簡単な単語から。絵カードを使うとわかりやすい
手拍子で言葉の音数を数える:「り・ん・ご」パンパンパン!と音の数を体で感じる
「○から始まる言葉なぁに?」クイズ:「あ」から始まるものを親子で交互に言い合う
最初の音あてゲーム:「バナナの最初の音は?」→「ば!」

これらはプリントも鉛筆も不要で、お風呂や車の中、散歩の途中でもできます。

②好きなものから入る。キャラクター名・食べ物の名前

好きなキャラクターからひらがなを覚える子ども

50音順に「あ」から教える必要はありません。

お子さんが好きなキャラクターや食べ物の名前に使われている文字から覚えるのが効果的です。

たとえば、恐竜が好きなら「てぃらのさうるす」の「て」「ら」「の」から。電車が好きなら「しんかんせん」の文字から。「知りたい!」というモチベーションが最強の教材です。

③かるた・カード遊びでゲーム感覚で覚える

ひらがなかるたで遊ぶ親子

ひらがなかるたは、「文字を見る→音を聞く→取る」という動作の中で、文字と音の結びつきを自然に身につけられる優秀な遊びです。

最初は読み手の親がゆっくり読み、お子さんにはイラストをヒントに取ってもらいましょう。慣れてきたら文字だけで判断できるようになります。

④絵本の読み聞かせで「文字を追う体験」を作る

絵本の読み聞かせをする親子

読み聞かせのときに、指で文字を追いながら読むことで、子どもは「音」と「文字」が対応していることを自然に学びます。

最初はイラストばかり見ていてOKです。繰り返し同じ絵本を読むうちに、「あ、この字は”お”だ!」と気づく瞬間がやってきます。

ほのママ
ほのママ

指で追いながら読むのか!今まで絵本はイラストだけ見せてた…文字も指さしてみよう!

ここわん
ここわん

大きな文字の絵本がおすすめだわん!「だるまさんが」シリーズみたいに文字が少ない絵本から始めるといいわん!

⑤お手紙ごっこで「読みたい!」の気持ちを引き出す

お手紙ごっこでひらがなに興味を持つ子ども

親からお子さんに短いお手紙を書いてみましょう。

「おやつ れいぞうこ」「だいすきだよ」など、大きな文字で2〜3語書いた手紙を渡すと、「なんて書いてあるの?読みたい!」という気持ちが生まれます。

これが「文字を読むモチベーション」です。ドリルよりもはるかに強力な学習動機になります。

⑥ひらがな表は「読み段階用」を選ぶのがコツ

ひらがな表を使って練習する子ども

お風呂やトイレに貼るひらがな表は、「読み」を覚える段階では、書き順やカタカナが載っていないシンプルなものを選びましょう。

文字とイラストだけのものが最適です。情報が多いと混乱してしまう場合があります。

⑦1日5分でOK。「もっとやりたい!」で終わるのが理想

短い時間で楽しく練習する子ども

5歳のお子さんが集中できる時間は5〜10分程度です。

「もっとやりたい!」と言っているタイミングで終わりにするのが、翌日も「やりたい」と思える秘訣です。「飽きるまでやらせる」のは逆効果になることがあります。

5歳でひらがなが読めない子にやってはいけないNG対応

NG対応をしてしまう親子

焦る気持ちはよくわかりますが、以下の対応は逆効果になりやすいので注意が必要です。

やってはいけないNG対応と正しい対応の比較

NGな声かけとOKな声かけの違い
❌ NG対応✅ おすすめの対応
「なんで覚えられないの!」と怒る「覚えなくてもいいよ、一緒に遊ぼう」と声かけする
他の子と比べて焦らせるお子さん自身の「昨日より1つ読めた」を一緒に喜ぶ
毎日大量のドリルをやらせる1日5分・1〜3文字で十分
興味がないのに無理やり教えるまず遊びの中で文字に触れる機会を増やす
間違えたときに何度もやり直させる「惜しい!すごく近かったね!」とポジティブに返す

一番やってはいけないこと

5歳の段階で「文字=怒られるもの」「勉強=嫌なもの」というイメージが定着してしまうと、小学校入学後の学習意欲に大きな影響を与えることがあります。「楽しい」の体験を守ることが、最も大切なことです。

ほのママ
ほのママ

あちゃー…「なんで覚えないの!」って言っちゃってたかも…反省…えへへ…

ここわん
ここわん

気づけたなら大丈夫だわん!明日から「一緒に遊ぼう」の声かけに変えてみるだけで、お子さんの反応は変わるわん!

ひらがなの読み以外にも気になることがあるなら相談を

専門家に相談する保護者

ひらがなが読めないこと「だけ」であれば、多くの場合は焦る必要はありません。

ただし、ひらがな以外の場面でも気になることが重なっているなら、専門家に相談してみることで安心できることがあります。

相談を検討してもいいかもしれないサイン

✓ 5歳を過ぎてもしりとりができない
✓ 自分の名前も読めない・覚えられない
✓ 会話の中で言葉がつまることが多い
✓ 集中して取り組めるものがほとんどない
✓ 似た音や似た形の区別がとても苦手
✓ 園の先生から指摘を受けたことがある

相談したからといって、すぐに何かが決まるわけではありません。「話してみるだけ」でOKです。

まとめ。5歳でひらがなが読めなくても大丈夫。親ができること

ひらがなを一緒に楽しく覚える親子

5歳でひらがなが読めないことは、「異常」でも「遅れ」でもありません。

大切なのは、「なぜ読めないのか」を理解して、お子さんのペースに合った関わり方をすることです。

この記事のまとめ

✓ 5歳でひらがなが読めない子は決して珍しくない
✓ 原因は「興味がない」「環境」「音韻認識」「視覚認知」「発達特性」の5つ
✓ まず音韻認識(しりとり・手拍子)を育てることが文字習得への近道
✓ 好きなもの・遊びの中で文字に触れる機会を増やす
✓ 怒る・比べる・大量ドリルは逆効果
✓ ひらがな以外にも気になることが重なるなら、相談してみると安心

ほのママ
ほのママ

焦らなくていいんだ!まずはしりとりと手拍子から始めてみる!あと、恐竜の名前の文字から教えてみようかな!

ここわん
ここわん

それ最高のアイデアだわん!好きなものから覚えるのが一番強いわん!ほのママ、えらいわん♪


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